輸出総力支援、来年貿易保険260兆ウォンに拡大

[写真=聯合ニュース(産業通商資源部の李昌洋(イ・チャンヤン)長官)]


韓国政府が貿易保険規模を今年230兆ウォンから来年260兆ウォンに拡大する。企業の輸出拡大と資金調達に貿易保険を安定的に支援する計画だ。

産業通商資源部は7日、国務会議でこのような内容を盛り込んだ「2022年度の貿易保険契約締結限度調整案」と「2023年度の貿易保険契約締結限度案」を議決したと明らかにした。

最近、輸出増加や対外リスク拡散、為替レート急騰などにより輸出企業の貿易保険需要は大きく増えている傾向だ。政府は、グローバル景気低迷など対外環境の悪化による輸出増加率の鈍化と高いエネルギー価格による貿易赤字の拡大など、輸出危機状況で貿易保険の総力供給を通じた輸出競争力強化支援のため、貿易保険の規模を拡大したと説明した。

限度上方修正は2015年230兆ウォンに限度を上方修正したのに続き、7年ぶりに推進される。政府は締結限度上方修正を土台に貿易保険支援を通じて先月31日に発表した「輸出競争力の強化戦略」の後続措置を推進することにした。

高金利と原材料・副材料価格の上昇で資金難に陥っている中小・中堅企業に輸出信用保証限度を高め資金支援を拡大し、輸入保険対象品目・限度を拡大して輸入原材料・副材料購買負担を緩和する方針だ。

また、長期間安定的な資金運用ができるよう保証期間を1年から最大3年まで拡大し、輸出初心者企業のための輸出成長金融も年末までに計500億ウォンを供給する計画だ。

「2022年度の貿易保険契約締結限度調整案」と「2023年度の貿易保険契約締結限度案」は貿易保険法第8条により国会議決を通じて確定する予定だ。
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