昨年の建設工事額、初めて300兆ウォン突破・・・前年より6.5%↑

[写真=亜洲経済]


新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の余波で縮こまっていた韓国内外の建設工事が再び増え、昨年の建設工事額が史上初めて300兆ウォンを越えた。

統計庁が30日に発表した「2021年の建設業調査結果(暫定)工事実績部門」資料によると、昨年の建設工事額は308兆ウォンで前年より6.5%増えた。増加率は2008年(16.5%)以後、最も高い水準を示した。

建設工事額は2019年の294兆ウォンから2020年には289兆ウォンへど多少下がったが、昨年再び反騰した。建設業の工事実績のある企業数は前年より3.6%多い8万5533社と集計された。

韓国の国内と海外工事額ともに増えた。国内建設工事額は281兆ウォンで前年より6.1%増加した。全体建設工事額308兆ウォンのうち91.4%を占めた。首都圏が140兆ウォンで8.3%、首都圏以外の地域は141兆ウォンで4.0%それぞれ増加した。

発注者は民間が199兆ウォン、公共が81兆ウォンだった。民間部門発注工事は8.2%増加し、1年ぶりに上昇に転じた。2020年には-1.9%となった。公共部門も1.2%増えたが、前年(5.1%)より鈍化した。

海外工事額は27兆ウォンで前年より11.6%増えた。2020年の海外工事額が18.0%減少したことと関連した基底効果もあると分析される。地域別ではアメリカ(268.1%)、アフリカ(78.7%)などで増加幅が大きかった。

昨年の建設契約額は315兆ウォンで、前年より9.7%増えた。韓国の国内契約額が279兆ウォンで8.2%、海外契約額が36兆ウォンで22.8%それぞれ増加した。2019年以降3年連続の増加だ。
 
 
 
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