SKシールドス、初のESG報告書を発刊…「ネットゼロ」計画の具体化

[SKシールドス、初のESG報告書を発刊…「ネットゼロ」計画の具体化]


 
SKシールドスが昨年の環境·社会·支配構造(ESG)経営成果と今後の計画を盛り込んだ初めての持続可能経営報告書を23日、発刊した。 報告書を通じ、2030年までに運営車両65%を電気自動車に転換する案を含め、2040年までに温室効果ガス排出·吸収量を同一にし、純排出量をゼロ(0)にする「ネットゼロ(NetZero)2040宣言」を実践するための詳細計画を提示した。
 
SKシールドスのパク·ジンヒョ代表は発刊の辞を通じ、“セキュリティ産業は融合·複合およびデジタル大転換時代の恩恵を受ける成長産業であり、ESGという巨大な波は国家の根幹と国民の生活を守るSKシールドスにさらに大きな機会として作用している”とし、“これにSKシールドスは初めて持続可能経営報告書を発刊し、ESG経営に対する意志と責任感をより一層強固にしようと思う”と述べた。
 
SKシールドスは持続可能経営報告書の作成ガイドラインを提示した国際機構「グローバルレポーティングイニシアティブ(GRI·Global Reporting Initiative)」の基準を中心に、環境、社会、支配構造領域別の持続可能経営成果と計画を説明した。 ESG経営の主要成果としてネットゼロ(NetZero)2040宣言、産業専門家基盤の社会安全網構築、取締役会中心のESG経営体系設立を挙げた。
 
ホワイトハッカー110人余り、サイバーセキュリティ専門家900人余り、技術·研究開発専門家600人余りなどセキュリティ専門人材力量の基盤に、△サイバー侵害脅威研究活動の遂行を通じた「企業と社会情報保護」 △犯罪脆弱地域に安全インフラを提供する「犯罪予防」 △社会脆弱階層対象の安全ソリューションを提供する「脆弱階層安全保護」などの活動を通じ、社会的責任を履行していると強調した。
 
分野別のESG経営計画として、環境(E)領域で環境経営システム(ISO 14001)、エネルギー経営システム(ISO 50001)など環境経営関連の国際標準認証導入を通じたエコ経営体系を構築する。 環境経営の高度化、電気自動車·水素自動車への転換計画の樹立と建築物エネルギー効率の向上などの気候変動への対応、リサイクル、エコ包装材の使用など、循環経済の実践を予告した。
 
社会(S)領域で「ソーシャルインパクト創出」を核心目標に掲げ、犯罪から安全な環境を作り、脆弱階層の暮らしを支援する「社会的価値向上」に乗り出す。 顧客経験管理戦略を盛り込んだ顧客中心経営と産業安全管理を通じた安全事故ゼロ化を推進する。
 
支配構造(G)領域で取締役会中心ESG責任経営、倫理·コンプライアンス、透明経営を強化する。
 
SKシールドスは昨年、ESG経営コントロールタワーとしてESG委員会を設置し、ESG戦略の樹立と経営のための管理体系の構築、イシュー対応などを図ってきた。 今年、ESG室を新設し、分野別目標を設定し、ESG経営体系を固めている。
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