アモーレパシフィックグループが新型コロナの拡散による中国主要都市封鎖措置の余波で、2四半期実績が証券街推定値を大きく下回り、「アーニングショック」を記録した。
アモーレパシフィックグループは今年2四半期の連結基準、営業損失109億ウォンを記録し、昨年同期比赤字転換したものと暫定集計されたと28日、公示した。 売上高は1兆264億ウォンで、前年同期比21.8%減り、純損失は260億ウォンを記録し、赤字に転じた。
主力系列会社であるアモーレパシフィックの売上高は9457億ウォンで、19.6%下落し、営業損失195億ウォンを記録し、赤字転換した。 純損失は372億ウォンを出した。
2四半期の海外事業の売上は前年同期比33.2%下落した2972億ウォンを記録し、営業損失425億ウォンを記録し、赤字転換した。 アジア地域全体の売上が39%急減した中、アジア地域の売上で50%水準を占める中国市場の不振が影響を及ぼした。
ただし、1四半期に続き、ラネズと雪花秀がブランドパワーを拡大した北米市場では売上が66%増加し、ヨーロッパでもラネズの販売好調などに支えられ、全体売上が15%増えた。
国内事業は前年対比15.4%減少した6278億ウォンの売上を記録し、営業利益は367億ウォンで、55.3%減った。 オンラインチャンネルは成長傾向を続けたが、中国主要都市封鎖による免税チャンネルの不振で、全体的に実績が減少した。
子会社はイニスフリーを除いてはほとんどが成長傾向を見せた。 イニスフリーは売上720億ウォン、営業利益55億ウォンで、前年同期比それぞれ18.1%、3.6%減少した。
アモーレパシフィックグループ関係者は“今年上半期、アモーレパシフィックは不安定な国内外市場環境により、多くの挑戦に直面した”とし、“新型コロナの拡散による中国主要都市封鎖の余波で、2四半期実績が低迷し、全体的な実績下落傾向を免れなかった”と説明した。
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