コスピ指数が2630台を回復した。前日、米ニューヨーク株式市場が景気低迷の懸念を解消した上、半導体関連銘柄の反騰が国内市場に肯定的な影響につながった。
27日、コスピ指数は前営業日比25.6ポイント(0.98%)高の2638.05で取引を終えた。
同日、コスピは取引開始直後1%台の上昇を示し、取引時間中に一時2644.71ポイントまで上昇したりもした。個人投資家は7459億ウォンを売り越した。しかし、外国人と機関はそれぞれ1914億ウォン、5553億ウォンを買い越した。
ウォン・ドル為替レートが1250ウォン台まで下落し、リスク資産を好む投資心理が拡大したのも市場に肯定的な影響として働いた。ソウル外国為替市場でのウォン相場は、前営業日比10.3ウォン(-0.81%)急落した1256.70ウォンで取引を終えた。
業種別に運輸倉庫が2.73%上昇し、保険も2.53%上昇した。化学(1.8%)、金融業(1.38%)、繊維衣服(1.34%)、飲食料業(1.29%)、証券(1.25%)、流通業(1.19%)、通信業(1.05%)なども1%台の上昇となった。一方、非金属鉱物は1.25%下落した。
時価総額上位銘柄のうちサムスン電子が0.91%上昇し、SKハイニックスは前日の下げ幅を挽回し、2.91%上昇した。この他にもNAVER(1.50%)、サムスンSDI(1.37%)、現代車(0.82%)、LG化学(3.00%)、カカオ(0.25%)、起亜(キア)(0.61%)なども上昇した。一方、サムスンバイオロジクスは-0.71%を記録し、LGエネルギーソリューションは騰落なく取引を終えた。
コスダック指数も前営業日比2.53ポイント(0.29%)高の873.96で取引を終えた。個人と機関がそれぞれ834億ウォン、629億ウォンを買い越した。しかし、外国人は1521億ウォンを売り越した。
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