4年制大学の大半が今年の授業料を凍結したり引き下げたにもかかわらず、年平均授業料が前年比小幅に増加した。
教育部と韓国大学教育協議会は29日、4年制の一般・教育大学194校と専門大学133校の公示を項目別に分析した「22年4月の大学情報公示分析結果」を発表した。
4年制大学194校のうち、22学年度の授業料を凍結した学校は180校、引き下げた大学は8校だった。
学生1人が年間負担する平均授業料は676万3100ウォンで、前年比小幅増加した。教育部は「芸体能と工学系列などの入学定員が増加したのが主な原因」と分析した。
設立類型別では、私立大学が752万3700ウォン、国公立は419万5700ウォン水準と集計された。系列別平均授業料は医学が977万ウォン、芸体能が776万ウォン、工学が724万ウォン、自然科学が683万ウォン、人文社会が595万ウォンの順である。
1人当たりの平均入学金は7万2000ウォンで、前年比10万1800ウォン減少した。国公立大学は2018年度に入学金を全面廃止し、私立大学の中では58.4%が2022年度から入学金を廃止した。
昨年、科目別B単位以上取得した在学生の割合は83.4%で、前年より4.1%ポイント減少した。今年1学期の専任教員講義担当割合は66.1%、20人以下の小規模講座の割合は38.9%だ。
専門大学(短大)133校のうち118校が授業料を凍結し、6校が引き下げた。学生1人当たりの年平均授業料は600万1200ウォンで、前年比2万7100ウォン増加した。私立大学は606万8600ウォン、国公立は236万8400ウォン水準である。
平均入学金は21万5200ウォンだ。国公立短大は2018年度に入学金を全面廃止しており、私立大学は21万9900ウォンで、前年比28.5%減少した。
専門大学の学生のうち、昨年科目別B単位以上を取得した在学生の割合は78.9%で、前年より3.5%ポイント下落した。
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