現代エンジニアリング、超小型原子炉事業に拍車…米ASMEの施工分野認証取得

[現代エンジニアリング、超小型原子炉事業に拍車…米ASMEの施工分野認証取得]


 
小型原子炉事業に積極的に進出している現代エンジニアリングが米国機械学会(ASME)から今後、海外の原子力事業遂行に不可欠な認証を取得した。
 
現代エンジニアリングは国際公認機構であるASMEから原子力部門NA(設置及び工場の組立)、NPT(部品・配管下位組立品など製作)、NS(支持物の製作)に対する「ASME原子力認証」を獲得したと7日、明らかにした。該当の認証は原子力ボイラーと圧力容器、配管の製作・設置などについての厳格な技術認証で、海外の原子力プロジェクトを受注したり、遂行に不可欠な認証制度だ。
 
現代エンジニアリングは今回の認証取得で、新事業分野の超小型モジュール原子炉(MMR)事業と小型モジュール原子炉(SMR)事業など4世代原子炉の分野でさらに弾みがつくことになるものと期待した。同時にこれを基盤に、今後、小型モジュール原子炉事業もさらに積極的に推進し、カナダ、米国。欧州、中東など世界小型モジュール原発市場の先取りに乗り出す計画だ。
 
昨年、会社は米国の超小型モジュール原子炉技術の保有会社「USNC」に持分投資を進め、今年はカナダのチョーク・リバー地域の実証プラント建設に着手する予定だ。これは4世代原子炉のうち、最も速い商用化プロジェクトで、グローバル原発市場で注目を受けている。
 
USNCが開発した「4世代超高温ガス炉MMR」は小型モジュール原発のうち、最高水準の安全性を確保したと評価される。MMR原子炉の設計にマイクロカプセル化セラミック三重コーティング核燃料の特許技術を適用し、技術は摂氏1800度でも放射能物質の漏洩の可能性がない。福島原発のような一大事事故が発生しても、核燃料溶融が基本的に排除され、安全性が強化された原子炉だ。
 
また、モジュラー設計をベースに開発され、迅速な施工と極地・奥地での設置が容易で、需要に応じて原子炉モジュールを追加する方式で、熱出力増加が可能で、拡張性も高いというメリットがある。
 
会社関係者は"原子力の施工分野で世界的に認められるASME原子力の製作・設置の資格認証取得で、当社の原子力の施工技術力を対外的に立証した"、"グローバル小型モジュール原子炉市場規模は今後、爆発的に成長するものと予想されるため、全社的な力量を投入し、市場の先取りに乗り出しことができるように最善を尽す計画"と述べた。
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