サムスンSDI、持続可能経営委の新設…組職改編で、ESG経営強化

[サムスンSDI、持続可能経営委の新設…組職改編で、ESG経営強化]


 
サムスンSDIがESG(環境・社会・支配構造)経営を強化するための組織改編に乗り出した。
 
3日、サムスンSDIによると、先月27日、取締役会傘下に「持続可能経営委員会」を新設した。また、1日、企画チーム内にあった「ESG戦略グループ」を最高財務責任者(CFO)直属「持続可能経営事務局」に再編した。これは企業の社会的責任の履行と株主価値の強化などに向けた措置だ。
 
持続可能経営委員会は社外取締役4人全員で構成される。持続可能経営関連の戦略や政策、株主価値の向上に向けた事項について意思決定する。持続可能経営事務局はESG戦略の樹立・推進、利害関係者の協力要請への対応、持続可能性報告書の発刊など業務を担当することになる。
 
今回の組織改編を機に、ESG経営をより強化するという計画だ。サムスンSDIは海外生産拠点を皮切りに、2050年まで国内外の全事業場について再生エネルギー転換を推進している。また、エネルギー低減型高効率設備を導入し、インフラ設備運営方法を変更する。国内事業場に業務用電気車・電気バスの導入と電気車充電インフラも構築した。
 
また、昨年、廃バッテリーリサイクルの活性化のため、専門メーカーと協力し、バッテリー廃棄物に対するリサイクル循環システムを構築し、今後、海外拠点に拡大する予定だ。事業場内の廃棄物の埋立てと使い捨て用品の使用最小化なども推進している。 
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