LGエネルギーソリューション、「IPOの足場」生産施設の拡大・新規事業速度…"今年、25%成長"

[LGエネルギーソリューション、「IPOの足場」生産施設の拡大・新規事業速度…"今年、25%成長"]


 
権暎寿(クォン・ヨンス)LGエネルギーソリューション副会長が企業公開(IPO)以後、世界トップのバッテリー会社に跳躍するための中長期事業ビジョンと戦略を公開した。IPO以来、最大100兆ウォンに達するものと見込まれる企業価値を土台に、中国のCATLなどを押さえ、世界シェア1位を達成するという目標だ。
 
権副会長は10日午後、オンラインで行われた「LGエネルギーソリューションのIPO懇談会」で、"この30年余りにわたって積み重ねてきた挑戦と革新力量が企業公開(IPO)という意味のある結果につながった"、"今回の上場を足がかりに、LGエネルギーソリューションの100年未来を準備する第一歩を始める"と明らかにした。 
 
LGエネルギーソリューションは先月初め、金融委員会に証券申告書を提出し、本格的に公募手続きを開始した。総公募株式数は4250万株、株当たりの希望公募価格は25万7000~30万ウォンだ。
 
LGエネルギーソリューションは今月14日、需要予測結果による最終公募額を確定し、18~19日、一般投資者対象の公募株の購入申し込みを行った後、今月末中に有価証券市場(コスピ)に新規上場する予定だ。 
 
公募が成功的に終結すれば、LGエネルギーソリューション・LG化学は最大12兆7500億ウォン(公募価30万ウォン基準)の投資財源を用意することになる。
 
LGエネルギーソリューションはIPOを通じて調達した資金を△韓国・北米・欧州・中国など国内外の生産基地能力の拡大に向けた投資 △次世代電池の研究開発(R&D)や新規事業に先導 △品質、安全性の強化と差別化された収益性の確保などに使用する計画だ。
 
LGエネルギーソリューションは公募を通じて流入する資金を国内生産基地である梧倉(オチャン)工場をはじめ、北米・欧州・中国など海外生産基地の生産能力の拡大に向けた運営資金として使用する計画だ。また、北米ホーランド工場、GMと合作した法人のUltium Cellsなどの生産能力拡大に向け、2024年まで5兆6000億ウォンを投資する計画だ。韓国梧倉工場には来年まで6450億ウォンを投資し、最近需要が増えている電気自動車向けの円筒型電池生産ラインを構築する。欧州と中国生産工場にも2024年までにそれぞれ1兆4000億ウォン、1兆2000億ウォンを投資する予定だ。 
 
新規事業にも速度を出す。権副会長は"△バッテリーリサイクルなど資源の好循環システム構築 △バッテリーデータを活用した診断及び寿命の予測などBaaS(Battery as a Service)プラットフォーム事業 △エネルギー貯蔵装置(ESS)統合ソリューション事業などバッテリー関連新規事業をともに推進し、未来の競争でも対応する計画"と述べた。
 
ESG(環境・社会・支配構造)経営のための投資も拡大する。LGエネルギーソリューションは責任ある供給網管理に向け、原材料供給先を多角化し、国・性別・障害と関係なく、優秀な人材も持続して採用して育成する予定だ。特に、供給網の安定と関連し、権副会長は"持分投資などを通じ、バッテリーの原材料の確保に素早く対応している"、"ポスコとともに、共同で原材料確保に乗り出す計画も持っている"と明らかにした。
 
収益性の確保に向け、材料費の節減とともに、人工知能(AI)・ビックデータ技術などを活用したスマートファクトリーの早期構築を通じ、運用費用の効率化も推進する。
 
権副会長は"このような総体的な努力を通じ、世界最高水準の歩留まりに到達し、完璧な品質と差別化された収益性を達成することを目標にするだろう"と述べた。
 
さらに、"わが社のバッテリーの受注残量が電気車バッテリー1位の企業であるCATLを超えたため、時価総額の差は減るしかない"、"このため、生産能力を増やすことなどを考慮すれば、今年、少なくとも25%以上成長を実現するものとみられる"と強調した。
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