コスピが外国人投資家の買い越しに支えられ、上昇して取引を終えた。半導体業況の展望が改善され、電気電子業種を中心に外国人投資家の買い越しが続いた影響だ。バイオ株も強含みを示し、指数上昇を牽引した。
15日、コスピ指数は前取引日より30.72ポイント(1.03%)高の2999.52ポイントで取引を終えた。指数は20.88ポイント(0.70%)上げた2989.68ポイントで取引を開始し、上げ幅を拡大した。
外国人投資家は3982億ウォン、機関投資家は4165億ウォン分をそれぞれ買い越した。一方、個人投資家は唯一8173億ウォン分を売り越した。
特に外国人投資家による買い越しが続き、11日から3営業日連続で買い越しを記録した。外国人による買い越しは、サムスン電子など半導体銘柄が集中している電気電子業種に集中した。電気電子業種に対する外国人の買い越し額は2723億ウォンであり、全業種の中で最も高い数値を記録した。種目別ではテドン電子が29.48%、KECが25.42%、大韓(テハン)電線が9.62%急騰した。サムスン電子は1.13%、SKハイニックスは4.23%上昇した。
コスピの時価総額上位10銘柄のうち、LG化学(-1.16%)、起亜(-0.35%)などは下落した。上昇した銘柄は、SKハイニックス(4.23%)、サムスンバイオロジクス(3.72%)、カカオ(1.57%)、サムスン電子優先株(1.13%)、NAVER(0.49%)、現代車(0.48%)、サムスンSDI(0.40%)などだ。
業種別には、電気・ガス業(-1.91%)、繊維・衣類(-1.16%)、通信業(-0.31%)、化学(-0.21%)、機械(-0.19%)などが下落した。上昇した業種は、医薬品(4.27%)、医療精密(3.3%)、証券(2.33%)、電気電子(1.62%)、製造業(1.31%)などだ。
コスダック指数は前日比19.96ポイント(1.98%)高の1029.03ポイントで取引を終えた。指数は7.28ポイント(0.72%)上昇の1016.35ポイントで取引を始め、上昇基調を拡大した。
個人投資家は513億ウォン、機関投資家は25億ウォン分をそれぞれ売り越した。しかし、外国人投資家は722億ウォン分を買い越した。
コスダック時価総額上位10銘柄のうちCJ ENM(-1.60%)などは下落した。上昇した銘柄は、セルトリオンヘルスケア(8.42%)、パールアビス(2.92%)、セルトリオン製薬(16.15%)、エイチエルビー(1.04%)、ウィメイド(0.79%)、SKマテリアルズ(0.70%)、カカオゲームズ(0.31%)、エコプロビエム(0.27%)などだ。
業種別には、放送サービス(-0.76%)、その他製造(-0.45%)、通信放送サービス(-0.19%)、出版(-0.11%)、機械装備(-0.04%)などが下落した。上昇した業種は、流通(4.82%)、製薬(3.67%)、半導体(3.33%)、娯楽・文化(3.18%)、ソフトウェア(2.9%)などだ。
未来アセット証券のキム・ソクファン研究員は、「外国人と機関投資家の買い越しが拡大し、コスピが3000ポイント突破を試みた」と述べ、「米マイクロンの上昇とサムスン電子の米国投資の本格化、DBハイテクの第3四半期の好業績などが電気電子業種の強気を誘導した。セルトリオンのコロナ19抗体治療薬『レクキローナ』の欧州許可承認も製薬バイオ株高をけん引した」と説明した。
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