先月のオンラインショッピング取引額が16兆ウォンに迫った。このうち、フードデリバリーの決済額が2兆ウォンを超えた。
統計庁が5日に発表した「2021年8月オンラインショッピング動向」によると、先月のオンラインショッピング取引高は15兆7690億ウォンを記録した。昨年同期より16.8%増加した数値だ。
オンラインショッピングのうち、携帯電話などモバイルを利用した取引高は同期間22.8%増えた11兆4585億ウォンだった。全体オンラインショッピングを占める割合は72.7%で、昨年8月(69.1%)より3.6%ポイント上昇した。
商品部門別では、サービス(28.5%)、食品(31.2%)などで取引額が大幅に増えた。詳細を見ると、フードデリバリーなどの飲食サービスの決済額が2兆4192億ウォンで最も多かった。前年同期と比べると44.3%増加し、過去最大規模だ。飲料・食料品の取引額は30.8%増の2兆1461億ウォン、農・畜・水産物は32.5%増の6756億ウォンとなった。
モバイルショッピング取引額の増加もフードデリバリーと農畜水産物が主導した。先月、モバイルショッピングを利用した飲食サービス取引額は計2兆3600億ウォンとなり、前年同月より48.2%伸びた。農・畜・水産物の決済額は5168億ウォンで41.6%上昇した。
統計庁関係者は「引き続きコロナ19が拡散しているうえ、東京五輪の影響で冷凍食品やフードデリバリーの取引増加が影響した」と説明した。続けて「秋夕(チュソク)を控えて地方自治体の農産物販売ライブコマースイベントなどで農・畜・水産物取引額も増加した」と付け加えた。
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