外食の価格、6ヵ月連続↑・・・5月は1年前より2.1%上昇

[写真=聯合ニュース]


チャンポンやチキン、キンパプ(のり巻き)など庶民がよく食べるメニューの外食物価が相次いで上がっている。

6日、統計庁の消費者物価動向によると、5月の外食物価は前年比2.1%上昇した。外食物価の上昇率が2%台になったのは、2019年4月(2.0%)以来、2年1ヵ月ぶりのことだ。

外食物価は、昨年12月(1.0%)から今年1月(1.1%)、2月(1.3%)、3月(1.5%)、4月(1.9%)に続き、5月まで徐々に上昇幅を拡大した。

品目別には、チャンポンの物価上昇幅が最も大きかった。チャンポンは1年前より3.3%値上がりし、2019年10月(3.5%)以来、最も大きな上昇幅を記録した。お店で食べるラーメン(インスタント)は2019年12月(3.5%)以来最も高い2.8%上昇し、チキンは2020年2月(2.6%)以来最も高い2.4%の上昇幅を記録した。

続いてハンバーガーが6.1%、刺身5.6%、構内食堂の食事代4.4%、のり巻き4.2%、チャーハン3.9%、ジャージャー麺3.2%、トッポッキ2.8%、キムチチゲ定食2.6%、冷麺2.4%なども平均外食物価より上昇幅が大きかった。

ただ、ピザ(-2.9%)やコーヒー(-0.4%)などは1年前より価格が下がった。

問題は、外食産業家だけが上昇したわけではないということだ。外食産業家を含めた5月の消費者物価指数も1年前より2.6%上昇し、9年1ヵ月ぶりの最大幅の上昇となった。4月(2.3%)に続き、連続して韓国銀行の物価管理範囲(2%)を超えている。

今年に入って消費者物価上昇率は1月(0.6%)、2月(1.1%)、3月(1.5%)、4月(2.3%)、5月(2.6%)などと上昇傾向を続けている。

先月には、国民生活と直結した体感物価である生活物価指数や生鮮食品指数がそれぞれ3.3%と13.0%上昇し、農産物の上昇幅は16.6%を記録するなど、依然として高い伸び率を示している。

加工食品の物価上昇も急速に進んでいる。原材料価格が高騰し、麺類(7.2%)、食用油(6.3%)、豆腐(6.2%)、パン価格(5.9%)が値上がりし、石油類は23.3%が垂直上昇した。

このように物価が急騰したことについて、政府は過去0%台の物価安が続いていたことによる基底効果と、気象条件の悪化などによる農畜水産物の一時的な供給ショックの影響で材料費が引き上げられたのが原因であるとみている。

下半期に物価が例年水準に回復したとしても、庶民経済の困難は持続する余地がある。一度値上がりした商品と外食価格が物価が安定したからといって、引き下げられる可能性がほとんどないからだ。

洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官は「インフレに対する期待が過度に形成されるのを遮断し、生活物価の安定などのため関係部処(省庁)が総力を挙げて対応する計画」と強調した。
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