ハンファエナジー、過度な系列会社への持分投資・太陽光事業の拡大で財務状態悪化…信用等級も下落

[ハンファエナジー、過度な系列会社への持分投資・太陽光事業の拡大で財務状態悪化…信用等級も下落]



最近の業況の悪化と系列会社への持分投資問題が重なり、ハンファエナジーの財務的負担が重くなっている。

3日、エネルギー・格付け業界によると、最近、ハンファエナジーは財務状態が悪化したのに続き、格付けまで下落している。韓国信用評価は先月28日、ハンファエナジーの信用等級を「AA-(否定的)」から「A+(安定的)」に下方修正した。先立って、ナイス信用評価も先月14日、ハンファエナジーの長期国債格付けを「AA-(否定的)」から「A+(安定的)」に下方修正した。

当該の格付け社はハンファエナジーが最近、事業多角化を図るために推進している海外の太陽光投資事業の影響で、財務の安定性が悪化していることを下方修正の理由に挙げた。同時に、ハンファ総合化学など系列会社の持分に過度に投資しているのも財務構造の悪化の原因と評価した。

ハンファエナジーは今後、上場が有力なハンファ総合化学の持分39.16%を保有している。今後、ハンファ総合化学が上場されれば、ハンファエナジーが持分評価利益などを享受できる構造だ。

問題はすぐにハンファエナジーの財務構造が悪化しているという点だ。ハンファエナジーは2007年、ハンファソリューション(旧ハンファケミカル)から物的分割された企業で、麗水(ヨス)国家産業団地などで熱併合発電所を運営する集団エネルギー事業者だ。

ハンファエナジーは2018年から事業多角化を図るため、海外太陽光発電所事業も推進している。過去、一つの会社だったハンファソリューションが主に基板など太陽光発電素材事業を営んでいたら、ハンファエナジーは直接的に太陽光発電所を運営する事業を進めている。

事業多角化のため、ハンファエナジーの借入金は日増しに増える傾向を見せている。ハンファエナジーの連結基準の調整借入金規模は2017年末1兆5478億ウォンだったが、今年3月末2兆9627億ウォンに、2年3ヵ月ぶりに1兆4149億ウォン(91.41%)増えた。今年1四半期、ハンファエナジーの現金創出能力(EBITDA)が490億ウォンであることを考慮すれば、借入金規模があまりにも巨大だという指摘が出ている。
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