SKT、自社株2兆6000億ウォン規模の焼却…株主価値の向上

[SKT、自社株2兆6000億ウォン規模の焼却…株主価値の向上]



SKTが株主価値の向上のため、自社株の869万株を消却する。

SKTは4日、理事会を開催し、約2兆6000億ウォン規模(5月3日の終値基準)の自社株869万株を電撃的に焼却することに決定したと明らかにした。

これは事実上、既存の保有自社株全量に該当する。焼却予定日は6日だ。

SKTが今回に焼却する自社株は発行株式総数の10.8%規模だ。これは韓国4大グループの自社株焼却事例のうち、発行株式総数比物量では最大であり、金額ではサムスン電子の自社株焼却に続き、2番目に大きい。SKT側はこれはグローバル資本市場と国内外の株主たちの支持を受けた模範的事例として記録される見通しだと説明した。

自社株の償却は企業が保有した自社の株式を焼却し、流通株式数を削減することにより、株主たちが保有中の既存株式の価値は一般的に上昇するなど株価に好材料として作用する。今回の焼却を通じ、SKTの発行株式総数は従来の8075万株から7206万株へと減少する。

今回の自社株の償却は4月、人的分割推進発表に続き、企業価値および株主価値の向上に向けたSKTの確固たる意志表明と解釈される。今回の強力な株主還元政策について、市場は真の意味の株主価値向上案と評価するものと期待されるというのが会社側の立場だ。

SKTの今回の決定は先進化された株主還元政策の一環として、SKグループで強調するESG経営(環境・社会責任・支配構造)と脈を共にする。

SKTは焼却後、残余自社株90万株については今後、構成員株主参加プログラムと基付与したストックオプションなどに中長期的に活用する計画だ。今年から施行した構成員株主参加プログラムは構成員らが成果給の一定比率を現金の代わりに会社の株式でも受け取ることができるようにする制度で、今年は12万1000株規模で施行された。構成員が直接株主として参加し、会社の成長と自分の成長を連携する先進化された補償システムだ。SKTは自社株を活用した補償プログラムを拡大する計画だ。
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