韓銀、政策金利を0.5%に据え置き・・・昨年7月から7回連続

[写真=韓国銀行提供]


韓国銀行は15日、ソウル世宗(セジョン)大路の韓銀本館で金融通貨委員会(金通委)を開き、4月の基準(政策)金利を0.5%に据え置くことを決めた。

昨年5月、金通委を通じて事実上、実効下限(現実的に引き下げられる最低水準)まで引き下げたため、変化を与えることが難しかったとみられる。また、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態による景気萎縮に対応するためにも現在の金利を維持する必要があるという判断だ。これで金利の据え置きは昨年7月から7回連続で続いた。

今年に入って韓国の国内経済は輸出と投資が回復しているものの、内需不振が依然として続いている。これによる実体経済の不確実性も解消されていない状況だ。

一方、最近、金融投資協会がファンドマネジャーやアナリストなどの債券市場の専門家200人を対象にアンケート調査を行った結果、回答者全員が今月の金利据え置きを予想し、今回の決定も多くの市場専門家の予想と合致した。
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