「帰化・移民二世・外国人」、2040年に全人口の6.9%・・・2.6%p増加

[写真=聯合ニュース(今年7月末、南海人口誘致キャンペーンを行っている村の住民たち)]


今回の国内(韓国)外の人口見通しの目的の一つは、細分化されている国内(韓国)人口構成のうち、移住背景人口を分離し、より詳しい人口変動展望を予測することにある。これを通じて多文化教育や外国人労働者政策などを樹立するための基礎資料を確保することができる。

内外国人の人口見通しは、将来の人口特別推計結果を内国人と外国人に分離して2040年までの人口変動を展望した結果だ。ただ、今回の予測には、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態による人口変動は反映されなかった。統計庁は不確実性を最大限減らすため、2040年までの20年推計を発表したと説明した。

統計庁が15日に発表した「2019年将来人口特別推計を反映した内外国人の人口展望」によると、移住背景人口は2020年の222万人(4.3%)から2040年に352万人(6.9%)まで増加する。移住背景人口とは、帰化した内国人(韓国人)と移民者2世、そして外国人を合わせて算出する。

帰化内国人は2020年の21万人から2040年は54万人に、移民者2世は2020年の28万人から2040年には70万人に、それぞれ2倍以上に増加する見通しだ。帰化人口は0.4%から1.1%に、移民者2世は0.5%から1.4%に増える。

外国人は173万人から228万人に増加し、全体人口に占める構成比も2020年の3.3%から2040年には4.5%に引き続き増える。

外国人の人口は、韓国での出生よりは海外からの流入によって増えるのが多いと見られる。出生から死亡を除いた自然増加の場合、2025~2030年から年1000人ずつ減少する見通しだ。一方、国際純移動による増加は2020~2040年の間、内国人は年6000人前後、外国人は年3万1000人~5万7000人水準に増加するとみられる。

移住背景人口は幼少年と生産年齢人口、高齢人口がいずれも増加する特徴を見せた。幼少年人口は32万人から43万人、生産年齢人口は180万人から238万人、高齢人口は10万人から70万人に増える。

2020 年現在の総人口のうち、当該年齢における移住背景人口の構成比は幼少年の5%、生産年齢人口の4.8%、高齢人口の1.3%を構成している。2040年には幼少年人口は8.7%、生産年齢人口は8.3%、高齢人口は4.1%で全階層で増加する見通しだ。

学齢人口も急激に増加する。6~21歳の移住背景人口は2020年27万人から2040年49万人に、20年間で1.8倍が増えるだろうと予測された。小学校の学齢人口は19万人に6万人が増え、中学校は5万人増加した10万人、高校は7万人増加した9万人に増えると予想した。

統計庁のキム・スヨン社会統計局人口動向課長は、「外国人と帰化者が増えるなど韓国の人口構成が多様化している」とし「この資料は年金・福祉、外国人、多文化教育など対象別政策を樹立するのに必要な人口展望を提供するために作成した」と述べた。
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