サムスン電子のイ・インヨン社長 "複数労組「交渉窓口の一本化」要求を受け入れる"

[サムスン電子のイ・インヨン社長 "複数労組「交渉窓口の一本化」要求を受け入れる"]



サムスン電子が労働組合と交渉窓口を一本化することにした。 これまで個別交渉方針を固守してきたが、これからは共同交渉に立場を旋回しながら、4つの労組との本格的な対話を始めるものとみられる。

サムスン電子のイ・インヨン社長は7日、ソウルロッテホテルで開かれた韓国経営者総協会の会長団会議直前、記者らに会って "うちの会社に4つの労組がいて、個別交渉が進行されたが、これからは交渉窓口を一本化する予定だ"と述べた。

これはサムスン電子の労組の共同交渉方針を受け入れたものと分析される。 サムスン電子の4つの労組は今年下半期、共同戦線を立ち上げ、会社側に交渉窓口の一本化と共同交渉を申請した。

共同交渉を通じて、労組の中で最大規模の韓国労働組合総連盟・全国金属労働組合連盟傘下の全国サムスン電子労働組合(4労組)も交渉テーブルに座らせるという思惑だった。 現在、サムスン電子には4労組をはじめ、1(サムスン電子事務職労組)・2(無線ネットワーク事業部)・3(サムスン電子労組・同行)労組がある。

しかし、サムスン電子の会社側はこれまで1・3労組と個別交渉を進めてきたという理由で、交渉窓口の一本化を事実上拒否してきた。 これは事実上、4労組と交渉のテーブルに座らないという意味に解釈されたが、結局、会社内外の世論を意識し、方針を転換したものとみられる。

これでサムスン電子の労使間の対話の糸口が開かれる見通しだ。 最も重要な交渉の争点は監査・人事規定に対する内容になるものとみられる。 賃金交渉は今まで進行されてきた協約があるだけに、共同交渉で大きな争点にならないものと観測される。
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