新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の拡大以後、韓国人に対する入国を制限してきた日本政府が5日、韓国人に対する新規ビザ発給を再開した。
韓日外交当局は、早ければ今月中に両国企業家の相互訪問時に自家隔離を免除する案を施行するために最終協議中だ。
在韓日本大使館によると、日本は5日から企業家と留学生などを対象に中長期滞在目的の新規ビザ発給手続きを再開する。
先月25日、日本政府は今月1日から韓国を含むすべての国からの新規入国を条件付きで許可する案を決定した。
大使館は「新型コロナウイルスに対する防疫措置を確約できる企業・団体があることなどを条件に、ビジネス、留学、家族滞在、短期滞在(常用に限る)など在留資格を対象に新規入国を許可することにした」と明らかにした。
また「今回の措置により、対象となる査証申請を10月5日から受け付ける」と付け加えた。
ビザの発給を受けても、搭乗予定の航空便の出発時刻を基準に出国前72時間以内に発給を受けたコロナ19陰性確認書の原本またはコピーを到着後に提出しなければならない。さらに、到着時には別途のコロナ19検査を追加で受けなければならない。
ただ、新規ビザの発給再開にも企業人の短期出張は14日間の自主隔離が難しいだけに、韓日外交当局は両国企業人など必要な人材に対して自主隔離を免除する案を用意するために協議中だ。
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