新型コロナ影響でキムチ・インスタントラーメンの輸出急増・・・8月の農食品輸出は5%増加

[写真=聯合ニュース]


世界中へと感染が広がっている新型コロナウイルス(コロナ19)にも関わらず、キムチやインスタントラーメンなど、韓国の農食品輸出は前年より5%ほど増加したことが分かった。

3日、農林畜産食品部によると、今年1~8月、農食品輸出額は48億4567万ドル(約5兆7000億ウォン)で、前年同期比4.9%増加したと暫定集計された。

農食品部はコロナ19による世界的な景気低迷など厳しい状況でも国別戦略品目を選定し、非対面・オンラインマーケティングを積極的に推進した結果だと分析した。

キムチの場合、コロナ19で健康・発酵食品に対する関心が高まり、輸出が前年同期比40.3%増の9800万ドルを記録した。国別にはオーストラリア76.4%、米国69.1%、日本29.3%の順で輸出が増えた。

インスタントラーメンもコロナ19事態の中で長期間保管が可能で、家庭内の手軽な食事として人気を集め、輸出額は36.7%増加した4億500万ドルと集計された。主に米国と日本、中国などへの輸出が大幅に増えた。

コチュジャン(唐辛子味噌)やレトルトご飯 、トッポッキなど家で料理して食べられるソース類・米加工食品の輸出も好調を示した。

輸出額を品目別に見ると、コチュジャンが3320万ドルで前年比35.6%、米加工食品は8500万ドルで21.7%それぞれ増加した。

香港・米国などで夏季の保養食品としてレトルトのサムゲタンが、ベトナムでは鶏胸肉が人気を集めており、鶏肉の輸出額も5000万ドルを超えたことが確認された。

農食品部のキム・ジョング食品産業政策官は「年末までは下半期出荷が集中するブドウ・ナシ・イチゴ・パプリカなど果実・果菜類の新鮮農産物に対する輸出支援を強化する」と述べた。
 
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