国防部、3日から民間病院にも軍の医療スタッフを投入

[写真=聯合ニュース]


国防部が軍の医療スタッフの派遣場所に私立病院も含めたことが確認された。今年初め、新天地大邱(テグ)教会発の集団感染の時とは違い、医療空白が現実化したという分析が出ている。

2日、軍当局によると、国防部はソウル市立病院3ヵ所と仁荷(インハ)大学病院、 嘉泉(カチョン)大学のキル病院など6の医療機関に15人を、天安(チョンアン)と城南(ソンナム)の生活治療センター3ヵ所に7人を派遣する案を検討している。派遣期間は3日から1ヵ月間と予定された。

国防部は専攻医の集団休診経過を注視し、軍の医療スタッフの派遣期間が長期化する可能性も排除していない。

国防部の今回の措置は、ソウル城北区の第一サラン教会や光復節の光化門集会から始まった新型コロナウイルス感染症(コロナ19)集団感染事態と専攻医らの集団休診がかみ合い、医療空白が現実化されたからだ。

実際、先月15日以降、毎日200人を超えるコロナ19の感染者が発生し、累積感染者数は2万人に達している。感染経路が分からない感染者も釜山(プサン)、蔚山(ウルサン)、光州(クァンジュ)、仁川(インチョン)、天安(チョンアン)、唐津(タンジン)など全国で続出している。特にソウルでは7.1%から31.9%台へと大幅に増加した。

国防部はすでに、京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)の国軍首都病院の8つの陰圧室を、民間人も治療を受けることができるコロナ19重患者用病床に切り替えた状態だ。

一方、国防部は今年2月から約2カ月間、大邱東山病院などの民間医療施設に軍医官や看護将校など軍の医療スタッフを派遣したことがある。
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