LG電子が新製品発売なしに北米市場で占有率を高めた。 ファーウェイ、小米、Oppoなど中国ブランドの需要が激減し、反射利益を享受したものと分析される。
3日、市場調査会社のストラテジー・アナリティックス(SA)によると、LG電子は今年2四半期の北米スマートフォン市場で、13.9%のシェアを記録した。 これは前四半期(12.6%)比1.3%ポイント、昨年同期(13.6%)比0.3%ポイント上昇した数値だ。
LG電子はプレミアムスマートフォン「V60シンキュー」と中低価フォンが北米市場で中国スマートフォンの空席を埋めたと説明した。
実際、中国ブランドは米中葛藤が深刻化し、大幅にシェアが墜落している。 TCLは昨年同期の7.9%から今年2四半に5.3%に下落し、ファーウェイの北米シェアは0.2%、ZTEは1%未満に下落した。
北米市場の善戦とスマートフォン工場のベトナム移転、「LGベルベット」発売などによって、LG電子のスマートフォン事業部(MC事業本部)は2四半期の収益性が一部改善された。 MC事業部の売上高は1兆3100億ウォンで、前半期対比30%増加し、営業損失は2065億ウォンで、前半期対比313億ウォン改善された。
LG電子は中低価格フォンとV60シンキューなどのプレミアムフォンラインアップを備え、スマートフォン事業部の黒字転換を図るという方針だ。
LG電子は来月、北米市場でファルコム社が製作した5G専用アンテナのミリメートル波(mmwave)を追加したLGベルベットを本格的な発売を開始し、攻略に乗り出す。 LGベルベットはミリメートル波周波数を円滑に利用するため、スマートフォンの隣のフレームも薄く変えた。 5G市場が初期であるだけに、LGベルベットの販売はLG電子のシェア拡大に寄与するものとみられる。
10月には大きさの違うディスプレイパネル2つを一つのスマートフォンに搭載した別称「横本能フォン」も量産する計画だ。
2半期の北米市場でスマートフォン市場占有率1位はアップル(36.8%)、2位はサムスン電子(27.1%)が記録した。
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