食薬処、新型コロナ治療薬「レムデシビル」特例輸入承認

[写真=聯合ニュース(3日、ソウル鐘路区ソウル大学校病院で関係者が輸入された新型コロナ治療薬「レムデシビル」を確認している)]


食品医薬品安全処は3日、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の治療薬として開発中の「レムデシビル」に対して特例輸入を決定したと明らかにした。

これにより、疾病管理本部など関係部処とレムデシビル医薬品輸入会社であるギリアド・サイエンシズ株式会社(有)と早々に協議を進める予定だ。

医薬品特例輸入制度は、感染症の流行など公衆衛生の危機状況に対処するために関係部処長の要請に応じて食薬処長が国内に許可されていない医薬品を輸入会社を通じて輸入するようにする制度だ。

レムデシビルは、米国の製薬会社ギリアド・サイエンシズがエボラ治療薬として開発した抗ウイルス薬として、現在、国内に正式に輸入された医薬品ではない。

食薬処の関係者は、「食薬処は国家必須医薬品安定供給協議会(疾病管理分科委員会)の審議を経て、特例輸入を決定した」とし「レムデシビルの使用による重症患者での治療期間の短縮は臨床的に意味があり、選択可能な治療薬の追加的な確保が必要であると判断した」と述べた。
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