梨泰院(イテウォン)クラブ関連の新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の感染者1人が、京畿道(キョンギド)富川市(プチョンシ)の遊興施設「メリットナイト」を訪問したことが確認された。防疫当局は、今月9日と10日の間に該当遊興施設に訪れた人はコロナ19検査を受けるよう呼びかけた。
疾病管理本部の中央防疫対策本部(以下 防対本)は18日午後2時10分、五松(オソン)庁舎でコロナ19定例ブリーフィングを開催し、このように明らかにした。
チョン・ウンギョン疾病管理本部長はブリーフィングで「梨泰院のクラブ訪問感染者のうち1人が感染歴のある時期に、京畿道富川地域の遊興施設を訪問したことが疫学調査中に確認された」とし、「去る9日午後11時48分から10日0時34分の間、富川所在のメリットナイトを訪問した人は、管轄保健所か1339に問い合わせて診断検査を受けてほしい」と述べた。
続いて「防疫当局が別途のリストを確保して連絡しているが、時間がかかるため、訪問者が(先に)直接検査を受けてほしい」と要請した。
防対本によると、同日基準で梨泰院クラブ関連のコロナ19累積感染者は170人に増えた。0時現在の168人から2人が追加された。
170人のうち梨泰院のクラブを直接訪れた人は89人であり、残りの81人は彼らの家族や知人、同僚などだ。
年齢別では19~29歳が102人で最も多く、30代が27人、18歳以下が17人、40代が11人、50代が6人、60歳以上が7人の順だった。
地域別ではソウルが93人、京畿33人、仁川25人など首都圏での感染者が最も多く、その他に忠北9人、釜山4人、忠南・大田・全北・慶南・江原・済州がそれぞれ1人だった。性別には男性が137人、女性が33人だ。
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