[ニューヨーク株式市場] MS業績警告まで・・・ダウ・S&P500は5日連続コロナ発↓

  • ダウ0.46%↓S&P500 0.38%↓ナスダック0.17%↑

  • 引き続き国際原油価格急落…金価格も2日連続下落

[写真=ロイター・聯合ニュース]


26日(現地時間)、ニューヨーク株式市場はコロナ19(新型コロナウイルス)の拡散の懸念の中、入り混じった状態で取引を終えた。

ダウ平均株価とS&P500指数は、ウイルス感染の恐怖に5営業日連続で下降曲線を描いた。

この日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウは前場より123.77ポイント(0.46%)下落した2万6957.59で取引を終えた。S&P500指数は11.82ポイント(0.38%)安の3116.39を記録した。一方、ナスダック総合指数は15.16ポイント(0.17%)高の8980.78で取引を終えた。

同日、ニューヨーク市の関係者らは中国を訪問した市民のコロナ19感染有無をモニタリングしていると明らかにした。このため、米国でも感染確定者が急増する可能性があるという恐怖感が広がり、投資心理が委縮した。米国保健福祉省によると、同日、米国内の感染者は60人に増えた。

UBSグローバル・アセット・マネジメントの米資産管理代表、Jason Draho氏は"大都市での感染者が発表されたり関連デマが出回ると、投資不安をさらに大きく刺激する"と述べた。また"コロナ19が静まって、世界的大流行ではないという確信を持つまで市場は非常に大きな変動性を見せるだろう"と警告した。

アップル、マイクロソフト(MS)もコロナ19による業績悪化の警告をしながら市場の雰囲気はさらに悪くなった。MSは同日、コロナ19の影響でウィンドウズ(Windows)部門が含まれたパーソナルコンピュータ事業部の売上高が、以前に提示した目標値に及ばないだろうと明らかにした。

この日、ギリシャとノルウェーでは初の感染者が出た。中南米ではブラジルで初めて感染者が出て緊張感がさらに高まった。

欧州株式市場は入り混じった状態を示した。

英国FTSE100指数は前営業日比0.35%上昇した7042.47で取引を終えた。フランスのCAC40指数も0.09%上昇した5684.55で取引を終えた。汎欧州指数のストックス欧州600は、前日から横ばいのまま404.62で取引を終えた。一方、ドイツDAX指数は0.12%下げた1万2774.88で取引を終了した。

国際原油価格は急落を続けた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で4月引き渡し分のウエスト・テキサス・インターミディエト(WTI)は、前営業日より1バレル当たり2.23%下落した48.73ドルで取引を終えた。ロンドンICE先物取引所の4月物ブレント原油は1バレル当たり2.73%安の53.45ドルを示した。

連日高止まりを続けたいた価格は2日連続下落した。ニューヨーク商品取引所で4月引き渡し分の金は、前取引日より1オンス当たり0.4%(6.9ドル)安の1643.10ドルを記録した。


 
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