アップル "コロナ19の影響で今年第1四半期の売上高は目標値達成できない"

  • "中国現地工場の正常化速度が遅く"

  • 売上高見通し630億〜670億ドル達成は厳しい

[写真=AP・聯合ニュース]


新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の影響で、アップルの今年第1四半期(米国会計年度基準第2四半期)の目標業績達成が不透明になった。

17日(現地時間)、日刊紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)、ロイター通信など外信によると、アップルは「中国現地工場が再び稼動し始めたが、正常化の速度が予想よりも遅い」とし、「3週間前に発表した業績見通しを達成できなさそうだ」と明らかにした。

この日のアップルの発表は、米国大手企業の中でコロナ19事態により業績見通し達成が厳しいだろうと公式確認した初の事例であるとウォール・ストリート・ジャーナルは伝えた。アップルは去る1月末、今年第1四半期の売上高見通しに630億〜670億ドルを提示している。

アップルは中国への依存度が高い方だ。直前四半期基準、アップル全体の売上高の15%(約136億ドル)が中国で発生した。しかし、今回の四半期には、コロナ19によって中国内の一部の小売店が閉店したり営業時間を短縮し、売上高に打撃が予想される。スマートフォンの需要が半分ほど減るだろうというのがアナリストの分析だ。

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は同日の声明で、「すべての人々の健康と福祉が私たちの最優先課題だ」とし、「私たちができる限りのことを続けると同時に、安全に中国の店舗を再びオープンする」と述べた。

ただ、売上見通しの修正値は提示しなかった。
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