(韓国)政府が日本に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」号に乗っている自国民を韓国内に移送すると、14日間隔離する方針だと明らかにした。
中央事故収拾本部(以下 中収本)は17日午前11時、政府世宗庁舎でコロナウイルス-19(コロナ19)の定例ブリーフィングを開催し、このように発表した。
先立って中収本は16日、国務総理(首相)の主宰で拡大中収本会議を行い、日本のクルーズ船内の韓国人の中で帰国を希望する人がいれば、政府が移送するという方針を打ち出した。
中収本のキム・ガンリプ本部長は、「日本クルーズには3700人程度が滞在したが、ここで約10%程度の確定者が発生し相対的に非常に高い危険空間にさらされていた」とし、「クルーズ船内で陰性判定を受けても、他の地域に移動した後に感染が確認されるなどを考慮し、今回の場合にも武漢在住韓国人と同様に国内へ移送した後、14日程度は隔離施設で観察が必要だと判断される」と述べた。
日本は19日までダイヤモンドプリンセス号のすべての乗客を対象にコロナ19の検査を行い、陰性結果が出た人を下船させると明らかにした。
キム・ガンリプ副本部長は、「現在、現地の総領事館を通じて個別に帰国を望む人を最終的に確認しているところだ」とし、「まだ正確に何人とは言えない。人員などが決まってこそ、適正な移送手段なども確定することができるので、部処(省庁)間の議論を通じて追加措置について発表する」と述べた。
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