サムスン電子「ブルーム」、時間差出撃へ…2月には4G、夏には5G発売

[サムスン電子「ブルーム」、時間差出撃へ…2月には4G、夏には5G発売]



「ブルーム(Bloom)」というコード名で知られているサムスン電子の新しいフォルダーブルスマートフォンが来月末に韓国で発売される。 5世代移動通信(5G)を支援するモデルは7月に披露する予定だ。

16日、業界によると、サムスン電子は来月11日、米サンフランシスコで「サムスンギャラクシーアンパック2020」行事を通じ、「ギャラクシーS20」シリーズと「ブルーム」などフラッグシップスマートフォン新製品を公開する。

ブルームは10日、米ラスベガスで閉幕した世界最大の技術展示会「CES 2020」で、取引先限定で初披露された。 現場ではブルームという名前で紹介されたが、「ギャラクシーZフリップ」という名で発売される可能性もある。

サムスン電子はアンパックの直後に公開された製品を国内に発売するため、現在、移動通信会社と最終発売日程を調整中だ。 具体的な日時は決まっていないものの、両側は2月中にブルーム4Gの販売に乗り出すことに決定した。 5Gモデルの発売はすぐに行われない予定だ。 サムスン電子は今夏の発売を目指している。

5Gモデルが遅れて発売されるのは高難度の技術力が要求されるためだというのが業界関係者の言葉だ。 ブルームの場合、20代の女性を主要ターゲットに企画された製品だ。 コンパクトパウダーをモチーフにしたデザイン自体も女性客に一層関心を引く。

問題は5Gモデルの場合、モデムチップとアンテナまで搭載することになれば、4Gモデルに比べて厚さが厚くなるという点だ。 相対的に手の小さい女性たちが片手に握るのは容易なことではない。 このため、サムスン電子はスリムなデザインを維持しながらも5Gモデムチップとアンテナなどを内蔵するための設計に拍車をかけているという。

サムスン電子は4Gモデルを先に披露することで、市場を先取りするという戦略だ。 4Gフラッグシップに対する需要も積極的に攻略できるものと判断している。

サムスン電子のほかにフォルダーブルフォンの発売を控えている会社は華為とモトローラの2社だ。 華為は来月、スペインのバルセロナで開幕する通信展示会「MWC 2020」を通じて2世代フォルダブルフォン「Mate Xs」を公開するのに続き、3月中に発売する。 モトローラは当初、9日「レーザー」を発売すると明らかにしたが、現在はいつ発売されるか分からない状況だ。

サムスン電子は技術的優位にも自信を持っている。 サムスン電子のコ・ドンジンIM部門長(社長)は世界最大の技術展示会「CES 2020」期間のうち、グローバル携帯電話業界の経営陣と会って"中国メーカーが今年中には自社製品をコピーしがたいだろう"とし、"モトローラ製の実物を見たが、1年はさらに優位を持っていくことができると判断している"と説明した。

2世代製品が年初から相次いで発売され、フォルダブルフォン市場も今年、本格化されるものとみられる。 昨年、「ギャラクシーフォールド」を発売し、約50万台を出荷したサムスン電子は今年、フォルダブルフォンの目標販売量を600万台に上げたという。
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