[ニューヨーク株式市況] 企業業績・米中合議を注視しながら指数は入り混じった状態で引け

  • 国際原油価格6営業日ぶりに反発…金価格の下落

[写真=AP・聯合ニュース]


米ニューヨーク株式市場は14日(現地時間)、主要企業の第4四半期業績発表と次の日に予定された米中第1段階の貿易合意を注視した中、指数別に入り混じった状態で取引を終えた。

この日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウは0.11%上昇した2万8939.67で取引を終えた。一方、S&P500指数は0.15%下げた3282.15で、ナスダック指数は0.24%下げた9251.33でそれぞれ取引を終えた。

ニューヨーク株式市場の主要指数は銀行の良好な業績に支えられ、取引中に一時は最高値を更新した。しかし、米国が今年の大統領選挙まで中国の第1段階の貿易合意の履行を確認し、追加関税引き下げ措置に乗り出さないだろうというブルームバーグの報道が出た後、上昇幅を返却した。

ブルームバーグは、第1段階の合意に含まれた米国の一部の関税引き下げや関税賦課保留はそのまま進めるが、追加関税引き下げ措置については11月の大統領選挙以降に検討することになるということで両国の理解があったと複数の消息筋を引用して報道した。

前日、米財務省が中国を為替操作国から電撃解除した後、両国の対立がとけるだろうと市場は期待したが、追加交渉への不安が再び頭をもたげてきた。

個別株の中では、良好な実績を発表した銀行株が大幅上昇した。JPモルガンが第4四半期21%の純利益の改善を発表し、株価が1%以上上昇した。シティグループも業績好調に4%急騰した。

米国より先に取引を終えた欧州の主要株式市場は概ね横ばいを示した。英国FTSE100指数は0.06%横ばいした7622.35で引けた。フランスのCAC40指数は0.08%上昇した6040.89で、ドイツDAX指数は0.04%上昇した1万3456.49にそれぞれ取引を終えた。

国際原油価格は6営業日ぶりに反発した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で2月引き渡し分のウエスト・テキサス・インターミディエ(WTI)は、1バレル当たり0.3%(0.15ドル)高の58.23ドルで取引を終えた。ロンドンICE先物取引所の3月物ブレント原油も1バレル当たり0.61%(0.39ドル)上昇した64.59ドルを示した。

国際金価格は約2週間ぶりに最低値を記録した。ニューヨーク商品取引所で2月の引き渡し分の金は前日より1オンスあたり0.4%(6.0ドル)下落した1544.60ドルを記録した。
 
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