安倍首相、韓日首脳会談で「両国の関係を改善したい」

  • 「韓国と日本はお互いに重要な隣国」

[写真=聯合ニュース(24日、中国の四川省成都を訪問中の日本の安倍晋三首相と文在寅大統領が握手をしている)]


第8回日中韓首脳会議に出席するため、中国の四川省成都を訪問中の日本の安倍晋三首相が文在寅(ムン・ジェイン)大統領との韓日首脳会談で「日韓両国の関係を改善したい」という意思をほのめかした。

24日、NHKによると、安倍首相はこの日の午後、冒頭発言を通じて「日韓両国はお互いに重要な隣国」とし「北朝鮮問題をはじめとする安保問題で韓日、韓米日の協力が非常に重要だ」と強調した。

それとともに、安倍首相は韓日関係の改善を促したいとの意思を改めて表明した。両国首脳が今日は率直に意見を交わすことができることを望むとも付け加えた。

文大統領と安倍首相はこの日の午後、中国四川省成都で開かれている第8回日中韓首脳会議きっかけに両者会談を行った。韓日首脳会談は文在寅政権発足後、今回が6度目であり、昨年9月のニューヨーク国連総会以来、1年3カ月ぶりだ。先月、タイ訪問の当時「サプライズ歓談」を行った後、1ヵ月あまりで両首脳は顔を合わせることになった。

韓日関係は去る7月、日本の対韓国輸出規制発表以降、悪化の一途を辿ってきた。文大統領はこの日の会談で、日本の対韓国輸出規制措置およびこれに対応した韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA・ジーソミア)終了問題などを議論する見通しだ。

ただ、核心議題をめぐって両国が平行線をたどっており、大きな進展を達成するのは難しいという否定的な見方も少なくない。

安倍首相は依然として強制徴用問題と関連して強硬な立場を見せている。彼は中国を訪問する前に記者たちと会って、「国家間の約束は守ってほしいと言わなければならない」とし、「日韓請求権協定は国交正常化の前提であり、日韓関係の根本をなすもの」と強調した。続いて「文大統領に徴用労働者の問題を含め、日本の考えをしっかりと伝えたい」と述べた。
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