1人当たりの個人所得、ソウル2326万ウォンで2年連続1位・・・全南は最下位

  • 実質所得増加率は世宗が9.0%で最も高く…蔚山-2.7%で全国最下位

  • 2018年、全国17市道の経済成長率は2.8%…2015年以来、最低

[資料=統計庁提供]


ソウルが全国で1人当たりの個人所得が最も多く、全南(全羅南道)が最も低いことが分かった。

23日、統計庁が発表した「2018年の地域所得(暫定)」の資料を見ると、ソウルの1人当たりの個人所得は2326万ウォンで、全国17市・道の中で最高だった。2017年に続き、2年連続の1位だ。

個人所得は任意で処分できる所得で、家計の購買力を示す指標だ。

2016年に1位だった蔚山は、造船業の不振の影響で2017年にソウルに押し出された後、昨年も2167万ウォンで2位に上がった。世宗は2061万ウォンでその次だった。

全南は1805万ウォンで、2年連続全国最下位を記録した。17の市道の全体1人当たりの平均所得は1989万ウォンで、ソウル・蔚山・世宗3カ所だけが全国の平均を上回った。

物価を反映した実質個人所得の増加率をみると、昨年、世宗が9.0%で最も高かった。全北(4.9%)と済州(4.8%)がその後だった。蔚山は-2.7%で下落率が最も高かった。続いて、大邱(-0.8%)、大田(0.0%)の順だ。

昨年、17市道全体の地域総所得(名目)は1905兆ウォンで、前年より3.1%(57兆ウォン)増加した。市・道別には京畿が508兆ウォンで最も多く、ソウルが465兆ウォンでその次だった。世宗は11兆ウォンで最も小さかった。

全国17の市道全体の名目最終消費支出(政府と民間消費を加えた値)は1210兆ウォンで、前年より4.7%(55兆ウォン)増えた。実質最終消費支出は3.3%増加した。実質民間消費は、蔚山(-0.7%)を除くすべての市・道で増加傾向を見せ、全国平均2.7%が増加した。

全国17市道全体の経済成長率(実質)は2.8%で、2015年(2.8%)以降、最も低かった。地域別に忠北(6.3%)、光州(5.2%)、京畿(4.9%)の順で高かった。一方、済州と慶北はそれぞれ1.7%、1.1%下落した。

1人当たりの地域内総生産は、全国平均3682万ウォンだった。最も高いところは蔚山(6552万ウォン)、最も低い地域は大邱(2313万ウォン)だった。

1人当たりの民間消費は全国平均1754万ウォンだった。最も高いところはソウル(2121万ウォン)、最も低いところは忠北(1551万ウォン)だった。

17の市道全体の設備投資(実質)は、前年より2.1%減少した。建設投資(実質)も前年より4.0%減少した。
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