集会に集まったデモ隊は、曺国辞退を促す各種スローガンを叫んだ。主催側の推算によると、同日の集会に参加した人員は5000人であった。
学生集会だったが、昼に開かれた保守層の集会に参加した中高年齢層の姿も多かった。特に集会の後部座席に座っている人のほとんどは高齢者で、参加者の半分程度を占めているように見えた。光化門集会で使っていた旗をそのまま持ってきた人もいた。
集会に参加した25歳のパク氏は、ソウルに住み、就職活動をしていると自分を紹介した。パク氏は「曺国 長官の言動不一致が気に入らない。デモに初めて参加したが、事態が続く場合、継続的に参加する意思がある」と述べた。
ソウルに居住する50代の女性は、「光化門の集会に行ってここに渡ってきた。若年層が可哀そうでわざわざここに来た」とし、「若者たちがもっと関心を示さなければならないと思う」と話した。
参加者たちは「青年よ、祖国(チョ・グク)を改革せよ」というスローガンを叫びながらデモを開始した。
ソウルに住む大学生のイ・テヒョン(26)氏は、「最初から参加しようと思ったわけではないが、集会があるという話を聞いて出てきた」とし、「政策よりは態度に問題があると思う。問題があるのに言い逃れ続け、嘘をつく姿に腹が立った」と強調した。
城北区に住む38歳のイ某氏は、「インターネットを通じて集会のことを偶然に知った。自営業者なので現政権に不満が多い」と話した。イ氏は、「クリーンなイメージで始めた政府だが、ことあるごとに本質をぼやかすところが矛盾していると思う」と語った。
ソウルに住む22歳のイ某氏は「ユーチューブのpennmikeを登録しているが、そこで大学生集会を開催すると告知していたので参加するようになった」とし、「曺国長官は他のことよりネロナムブル(自分がやればロマンス、他人がやれば不倫)がひどいようだ。前政権の問題が起きたときにはあれだけひどいことをして、今回はうやむやに済まそうとしているようだ」と主張した。イ氏は、このような集会が持続する場合、参加し続けるつもりだと述べた。デモに参加した自由韓国党所属のシン・サンジン議員は「大学院生の娘が非常に曺国事件について怒りを感じている」と話した。
この日の集会には、正しい未来党のハ・テギョン・イ・ジュンソク議員も隊列の真ん中に座って「フクスジョ(泥スプーン・親の収入や経済力が最も低い水準にある子どもの階層)は学士警告、クムスジョ(金のスプーン・裕福な家に生まれた人のこと)は激励奨学」と書かれたプラカードを持って集会に参加した。
曺国長官の辞任を要求する大学教授たちの時局宣言に参加したという延世大学のイ・サムヒョン物理学科教授は、「曺長官のような人が長官職を引き継いでいくと、国の状況がさらに悪化するだろう」と強調したりもした。
一方、全大連側は先月30日から行われた「曺国辞退」の署名案に同日まで800人を超える大学生が名前を連ね、来る12日に2回目の集会を開く計画だ。
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