中国の第2四半期の経済成長率6.2%・・・27年ぶりに最低(詳報)

  • 6月の消費、投資、生産指標一斉好転

[写真シ=中国四半期別の経済成長率(Trading Economics)]


米中貿易戦争激化の中、中国の第2四半期の国内総生産(GDP)の前年同期比成長率が6.2%を記録し、四半期別には27年来の最低値を記録した。

15日、中国国家統計局は第2四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比6.2%増加したと発表した。これは前四半期の6.4%から0.2%ポイント下落したもので、これに先立ちロイター通信・ ニッケイ・アジア・レビュー(Nikkei Asian Review)などが見通した予想に合致する。これで今年上半期の中国の経済成長率は6.3%を記録したことが分かった。これは中国政府が今年、目標としている6.0〜6.5%の中間値だ。

中国の経済成長率は、昨年第1四半期の6.8%から第2四半期に6.7%、第3四半期に6.5%、第4四半期に6.4%まで下落を続けてきたが、今年第1四半期に6.4%を記録し、中国の四半期の経済成長率は4期ぶりに止まった。しかし、第2四半期入って再び下落に転じたのだ。

同日、一緒に発表された中国の6月の投資、生産、消費の指標はすべて好転したことが分かった。

国家統計局によると、6月の産業生産額は前年同期比6.3%増えた。これは、先立って17年ぶりに最低値を記録した伝達数値(5%)より1.3%ポイント高くなった水準だ。先立ち、市場は6月の産業生産率が5.2%を記録すると見通した。

6月の小売販売額も前年同期比9.8%増加し、伝達増加率(8.6%)はもちろん、市場予想(8.5%)を大きく上回った。 1〜6月の固定資産投資の増加率は5.8%で、市場予想(5.6%)を小幅に上回った。これに先立って、中国の1〜5月の固定資産投資の増加率は5.6%を記録した。

この日、国家統計局はウェブサイトを通じて「今年の上半期、複雑多端な国内外の情勢の中で中国経済は持続的に合理的区間で動き、全体的に安定した中で発展する流れを続けた」とした。しかし、「グローバルな経済成長が鈍化傾向を見せ、外部の不安定・不確実性要素が増えると同時に、中国内の発展の不均衡問題も依然として目立っている」とし、「中国経済が新たな下方圧力に直面した」と伝えた。

続けて「中国は供給側の改革を中心に、高度の質的成長要求に応じて改革・開放を深く推進し、ビジネス環境を高度化して自主革新を通じて経済の安定かつ健全な発展を推進する」と強調した。
 
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