
[写真=聯合ニュース(10日午前、ソウル瑞草区ソウル中央地方裁判所で開かれた初公判準備期日に出席した歌手兼俳優チョン・ジュニョン)]
性行為の動画を違法撮影・流布した容疑で起訴された歌手チョン・ジュニョン(30)の初公判の手続きが10日に始まった。
ソウル中央地裁刑事合意29部(部長判事カン・ソンス)はこの日午前11時、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反の疑い(カメラなど利用撮影)で起訴されたチョン・ジュニョンの初公判準備期日を開いた。準強姦容疑でカカオトークのグループチャットルームで動画を共有したバーニングサンクラブのMD金某氏の裁判手続きも一緒に行われた。
公判準備期日は、被告人が直接法廷に出席する義務はない。しかし、チョン・ジュニョンは短い茶色に染めたヘアスタイルに黒いスーツの姿で出席した。
この日チョン・ジュニョン側は「すべての控訴事実と証拠を認める」とし、「ただし追加事件が同時に進められているが、共犯者チェ・ジョンフンが昨日拘束され、警察の調査はある終わった段階」であると、事件の併合を要請した。
続いて「カメラ撮影の犠牲者2人が特定のされたが、被害者国選弁護人が選任されて合意が必要な場合は進めてほしい」と明かした。
被害者弁護人側は「被告人がすべての控訴事実を認めるというなら、とりあえず被害者に内容を伝えるようにする」と話した。
これにより、裁判所は事件併合を考慮し、次の準備期日を6月14日午前11時にすると伝えた。
チョン・ジュニョンは2015年末、アイドルグループBIGBANGのV.I(本名 イ・スンヒョン、29)などが参加したカカオトークのチャットルームで、女性との性行為をしながら盗撮した映像を伝送するなど、11回にわたって不法撮影物流布の疑いを受けて拘束起訴された。
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