全斗煥元大統領、被告人として法廷に・・・李順子夫人と光州行き

[写真=聯合ニュース(11日朝、延禧洞(ヨンヒドン)の自宅を出発して光州に向かう全斗煥元大統領)]


「死者の名誉毀損」で再び被告人として法廷に立つことになった全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領が11日午前、李順子(イ・スンジャ)夫人と一緒に光州(グァンジュ)に向かった。

全元大統領は、2017年に出版した回顧録で、ちょうど話題になっていた「光州民主化運動で軍がヘリ射撃を行った」件を否定し、ヘリ射撃を証言した故チョ・ビオ神父を「悪質な嘘つき」、「仮面をかぶったサタン(悪魔)」と書き、「死者の名誉毀損」になった。故チョ・ビオ神父は5·18当時、ヘリコプター射撃を目撃したと証言した人物だ。

死者名誉毀損は、虚偽の事実を摘示して故人の名誉を毀損した場合に成立する。嘘でない場合は成立せず、「ヘリ射撃があったか、無かった」が成立の分かれ目になる。検察は「光州で出撃していたヘリコプターのパイロットや市民などを対象にヘリコプター射撃や全元大統領の介入があったかどうかなどを調査したが、ヘリ射撃はあった」とし、「全斗煥氏の死者名誉毀損は成立する」と判断したと説明した。

裁判所は去る7日、アルツハイマー病とインフルエンザの症状を訴えて2回も裁判に出席しなかった全被告に対して勾引状を発行した。全斗煥元大統領が最後に法廷に立ったのは、1996年の暴動などの疑いで、1審で死刑を宣告されたときだ。以後無期懲役に減刑された後、特別赦免で釈放されましたが、反省のない態度で非難され、24年ぶりに、被告人席に戻った。

一方、11日の裁判は午後2時30分、光州地裁201号の法廷で開かれる。


 
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