セウォル号参事を題材にした映画「誕生日」、4月3日公開確定!・・・「チョン・ドヨン&ソル・ギョング」、18年ぶりの共演作

[写真=映画「誕生日」スチール]


6日午前、ソウル狎鴎亭(アックジョン)CGVで映画「誕生日」の制作発表会が開かれた。この日の制作発表会には、優ソル・ギョング、チョン・ドヨン、キム・ボミン、イ・ジョンオン監督が出席した。

映画「誕生日」は、セウォル号参事を題材にしたイ・ジョンオン監督が脚本と演出を務めた作品だ。イ・チャンドン監督の映画「密陽」「ポエトリー アグネスの詩」で、演出スタッフとして活動しながら実力を築いた新人イ・ジョンオン監督は、2015年から安山(アンサン)のセウォル号遺族たちのための心理治癒センターでボランティア活動をしながら同作のモチーフを得た。

映画は、2014年4月16日に死んだ息子の誕生日、残された人々がそれぞれ持っている記憶について一緒に話し合うストーリーを描く。

俳優ソル・ギョングは、家族に対して申し訳ない気持ちを抱いて生きる父親ジョンイル役を演じて、親の心をそのまま表現した演技を披露し、女優チョン・ドヨンは亡くなった息子に対する懐かしさを抱いて生きる母親スンナム役を演じて、人々の感情を刺激する。

制作発表会でチョン・ドヨンは「初めてシナリオを読んだとき、たくさん泣いた」とし、「私がその悲しみを堪えられるか心配もあったが、撮影をしながら一緒に記憶して悲しみを分かち合うということが、どれだけ大きな慰めになり生きていける力になるかを感じた」と語った。

ソル・ギョングは「この作品が国民のトラウマとして残っているあの時の(セウォル号)事件を記憶し、慰めを与える小さな波の始まりになってほしい」と期待を込めて述べた。

チョン・ドヨンとソル・ギョングが「私にも妻がいたらいいのに」(2001)以降、18年ぶりに再会した作品「誕生日」は、4月3日に公開される。

 
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