イ・チャンドン監督の「バーニング」、2019アカデミー賞外国語映画部門の出品作に選定

[写真=映画「バーニング」]


イ・チャンドン監督の映画「バーニング」が来年開かれる第91回アカデミー映画賞外国語映画部門に出品される韓国映画として選ばれた。

映画振興委員会は8日、「審査委員たちの話し合いの末に出品申請作10作品のうち『バーニング』を最終的に出品作として選定した」と明らかにした。

審査委員たちは「バーニング」について「監督の芸術的成就に対する認知度が世界的に最も高く、韓国映画の現在の水準を代表するような作品である」と評価し、「韓国社会の領域を解剖する美学的で倫理的な視線の成熟度が、世界市民の普遍的知性とも通じる潜在力があるとみた」と選定の理由を説明した。

一方、「バーニング」は村上春樹の短編小説「納屋を焼く」を原作にした作品だ。流通会社でアルバイトをしているジョンス(ユ・アイン扮)が子供の頃の友人ヘミ(チョン・ジョンソ扮)に会い、彼女に正体不明の男ベン(スティーヴン・ユァン扮)を紹介されたことから繰り広げられる、秘密めいた物語。それぞれ自分だけの方式で生きてきた3人の若者のミステリアスな男女の話を描き、今年の「第71回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に招待されて好評を得た。

 
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