![[写真=LGイノテック]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/28/20250528170758734030.jpg)
LGイノテックが世界で初めて5G広帯域衛星通信を支援する車両用「3世代5G通信モジュール」の開発に成功したと28日、明らかにした。
自動車の内部に装着される車両用5G通信モジュールは、5G通信を通じて基地局、衛星などネットワークインフラとデータをやり取りする部品だ。 ソフトウェア中心の自動車(SDV)及び自動運転の具現に向けた中核部品として挙げられる。
これに先立ち、LGイノテックは世界初の「第1世代車両用5G通信モジュール」に続き、「第2世代5G-V2X通信モジュール」などを披露している。
従来の車両用5G通信モジュールの通信帯域は約0.2MHzにとどまり、大容量データの伝送が難しいのが短所として指摘された。
LGイノテックが今回開発した通信モジュールは、約30MHz幅の広い帯域を備えている。 データ転送速度が従来の製品より数百倍速く、データ転送時の遅延時間は数秒単位から数百ミリ秒水準に短くなった。
LGイノテックは来年第1四半期までに第3世代5G通信モジュールを量産し、グローバル車両通信モジュール市場の攻略に乗り出す計画だ。
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