夏休み観光地、検索1位は「海水浴場」、好む地域は「江原道」「済州島」が人気

[写真=聯合ニュース(済州島の海水浴場)]


韓国国民が夏に最も好む観光地は「海水浴場」であり、特に江原道と済州道の海水浴場が人気であることが分かった。

韓国観光公社はSKテレコムと共同でスマートフォン向けナビゲーションアプリ「T-Map」の最近3年間の検索量を基準にした広域地方自治団体別、夏(7~8月)の「人気観光地とグルメ10選」を11日発表した。

ただし、これはT-Map使用者の最終目的地の検索量や増加率を基準に集計したもので、実際の訪問者数とは差があり得る。

夏の野外観光地を分析した結果、最も多く訪れたところは「海水浴場」であり、全国の海水浴場50ヵ所のうち、洛山(ナクサン)海水浴場や 挟才(ヒョプゼ)海水浴場 など、江原道や済州道の海水浴場が上位を記録した。

また、カリビアンベイ、金海ロッテウォーターパークのような室内プールなどの施設も10.7%増加した。

その他、「展示場・公演会場」のような室内文化施設訪問件数も2015年に比べてそれぞれ169.3%、186.3%と急増し、近距離や日帰りなどの旅行も日常化したことを反映した。

さらに、旅行バラエティ番組及び社会関係網のサービス(SNS)の定番コンテンツである「グルメ」も、今回T-Mapで上位を占めた。特に、参鶏湯や冷麺、マッククスなど夏に相応しい飲食店が地域別の人気目的地となった。

韓国観光公社は「地方自治体別の人気観光地が今年の夏にも持続して人気を集める見通しだ」と予想し、「国内の名所を訪れて、その地域を代表する食べ物を味わいながら夏の休暇を過ごすことは、地方の観光活性化にも寄与する結果につながるだろう」と期待を示した。
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