ポスコICTは中国鉄鋼企業にスマートファクトリーの一環として推進される無人クレーンシステムを輸出すると8日、明らかにした。
ポスコICTは中国河北省に位置した鉄鋼企業の首鋼京唐鋼鐵が新規建設する製鉄所の連続鋳造、熱延工場に無人クレーンとこれを運営するシステムを供給する。 今回の事業にはドイツのシュナイダーとイタリアのダニエリーなどグローバル企業が入札に参加し、ポスコICTが技術優秀性を認められ、最終的に受注したのだ。
今回の事業で首鋼京唐鋼鐵は物流システムの自動化、無人化を果たす見通しだ。 特に生産、物流現場で発生するさまざまなデータを収集して分析、予測してこれを基に設備を自動で制御するスマートファクトリーに進化するための基盤を整えることができるようになった。 会社側は中国市場の場合、生産、物流関連のスマートファクトリーの需要も増加するだけに、積極的に現地市場への進出を拡大していく計画だ。
ポスコICTは今回の事業に先立ち、2017年7月には首鋼京唐鋼鐵の埠頭倉庫に適用される無人クレーンシステムを供給し、安定的な性能と技術力を立証されたことがある。 以外にも中国の日照鉄鋼生産基地の建設に必要な全体システムのマスタープランを樹立するコンサルティングはもちろん、これを基盤に生産管理システム(MES)の構築事業にも参加するなど中国現地の製鉄所を対象とする事業を活発に推進している。
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