異変はなかった。選挙運動期間中、終始優勢を見せてきた共に民主党は、広域17ヵ所のうち、14ヵ所で勝利した。
国民の心は政府と与党に対する強い支持を示した。
地域別では、ソウル市長に共に民主党の朴元淳(パク・ウォンスン)候補が3選に挑戦して圧勝した。また、最近女優とのスキャンダルで物議を醸した京畿道の李在明(イ・ジェミョン)候補も京畿道で勝利した。自由韓国党は大邱市と慶尚北道(いわゆるTK地域)で2議席を得るのにとどまり、類例のない一方的な結果で終わった。
今回の6.13地方選挙は歴代地方選挙のうち、史上最大の与党の圧勝であり、国会議員の再補欠選挙でも共に民主党の勝利は続いた。全国12ヵ所で行われた再補欠選挙で共に民主党は11ヵ所で圧勝を収めた。これによって共に民主党の議席数は130議席に増え、自由韓国党は113議席にとどまった。
野党の惨敗によって、自由韓国党と正しい未来党など、野党の指導部は14日、記者会見を開き進退についての立場を明らかにする予定だ。
一方、6.13地方選挙の投票率は60.2%を記録し、1995年第1回地方選挙を以後、最も高い投票率を記録した。
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