1~2人世帯の増加などで完成された製品を買って食べる包装キムチ市場が急成長している。
29日、宗家キムチが市場調査機関と統計庁資料などを分析した結果によると、昨年、国内の商品キムチ市場は1兆2千724億ウォン規模で集計された。
官公庁や学校、病院など業務用キムチ市場が9千793億ウォン、大手スーパーや小売店、ホームショッピング(通販)などで販売されている家庭用の包装キムチ市場が2千931億ウォン規模だった。
最近、市場規模が急速に拡大しており、包装(市販)キムチ市場規模は2013年1兆2千173億ウォンから3年ぶりに4.5%増加した。今年は1兆3千946億ウォンで昨年比9.6%増加するものと推算される。
特に、家庭用の包装キムチの売上高伸び率が著しい。家庭用の包装キムチ市場は2013年2千860億ウォンから2015年2千699億ウォン規模に減少した。しかし、昨年は2千931億ウォンで前年より8.6%増加し、今年は3千663億ウォン規模で前年比25.0%急増するものと予測された。
イーマートでは昨年、包装キムチの売上が21.2%増加しており、今年も10.6%増えて成長を続けている。一般的に包装キムチは直接作って食べるキムジャンキムチより高いが、需要は着実に拡大されている。
一方、農林畜産食品部は今年の白菜20玉(4人世帯基準)のキムチを漬けるのに24万4千70ウォンの費用がかかると展望した。大型マートで白菜20玉分のキムチ50キロ(キムチ割引店のイベント価格基準)を購買する場合は29万4千500ウォンくらいだ。
キムチを製造する業者たちは家庭で作るキムチが包装キムチより高いが、キムジャンにかかる付帯費用と時間、努力などを考慮すると、市販キムチがより経済的だという。また、西欧化された食生活の影響で一人当たりのキムチの摂取量は減少しつつあるが、1人世帯増と核家族化でキムチの家で漬けるより包装キムチを買って食べる割合が増えていると説明した。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。