大韓民国を代表する歌手故キム・グァンソクの一人娘も10年前に死亡

[写真=韓国観光公社提供]


映画「キム・グァンソク」の封切で歌手故キム・クァンソクの死に対する再調査を求める動きが出ている中、故人の一人娘ソヨン嬢が10年前に死亡したことが確認された。

20日、京畿道龍東部警察署などによると、ソヨン嬢は2007年12月23日午前、京畿道龍仁の自宅で倒れて母親であるソ・ヘスン氏が119に通報したが、水原市のある大学病院で治療中に死亡したことが確認された。当時、彼女は16歳だった。

ソヨン嬢は遺族の間の長い争いの末、2008年に出た最高裁判所の判決などによってキム・グァンソクの音楽著作権(作詞・作曲家が持つ権利)と著作隣接権(レコード製作者などが有する権利)の相続者になった。

5歳の時、首吊り自殺で父親を亡くしたソヨン嬢は発達障害を患っており、母親のソ・ヘスン氏と海外生活をした。今もアメリカで住んでいると思っていた故キム・グァンソクの遺族は、最近、ソヨン嬢の死について知り、大きな衝撃と悲しみに暮れているという。

一方、故キム・グァンソクの死に対する関心は、先月公開されたイ・サンホ監督のドキュメンタリー映画「キム・グァンソク」が封切りして再び点火された。映画を演出した記者出身のイ・サンホ監督は、故キム・グァンソクの自殺に疑惑を抱いて妻であるソ・ヘスン氏を有力な容疑者と見ている。

一方、映画の公開をきっかけに、故キム・グァンソクの事件は公訴時効が過ぎたが、今回ばかりは徹底した再捜査が行われることを要求する「キム・グァンソク法」のための署名運動がネットで広がっており、現在1万3千人を超える人が署名した。
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