環境部は現代自動車のツーソン2.0ディーゼルと起亜自動車のスポーティジ2.0ディーゼルの2車種・21万8366台の排出ガス部品の欠陥を改善するため、欠陥是正(以下、リコール)を実施する。
リコール対象車は2013年5月から2015年3月まで製作されたツーソン2.0ディーゼル7万9618台と2012年7月から2015年8月まで製作されたスポーティジ2.0ディーゼル13万8748台で、ユーロ5(Euro5)排出許容基準に従い、制作・販売された軽油車だ。
今回のリコールは環境部が昨年6月から今年1月まで実施した2016年度の欠陥確認検査で2車種が大気環境保全法による製作車の排出許容基準を満たせず、不適合したのが確認されたためだ。
環境部が実施した欠陥確認検査の結果、最終的にツーソン2.0ディーゼルは粒子上物質(PM)、窒素酸化物(NOx)など4項目で排出許容基準を、スポーティジ2.0ディーゼルは粒子上物質(PM)1項目で排出許容基準をそれぞれ超過した。
現代自動車と起亜自動車(以下、両製作会社)は今月3月16日に該当車種のリコール計画書を提出しており、環境部と国立環境科学院(交通環境研究所)は製作会社が提出した欠陥の原因を分析し改善策の技術的妥当性を検討した後、リコール計画を承認した。
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