マレー政府、ビザ免除協定破棄に続き北朝鮮大使追放・・・6日午後6時までに出国命令

[写真=聯合ニュース提供(6日午後、マレーシアクアラルンプール北朝鮮大使館の職員たちがワゴンに荷物を積んでいる)]


正男氏暗殺事件をめぐる葛藤の中に北朝鮮とビザ免除協定破棄に続き、大使を追放という強硬策を打ち出したマレーシアが、北朝鮮側の公式謝罪がなければ追加的な措置をできるという意思を明らかにしたと日刊紙のニュー・ストレーツ・タイムズが6日(以下現地時間)報道した。

ナジブ・ラザク・マレーシア首相兼財務大臣は6日議会ロビーで記者会見を行い、マレーシア駐在のカン・チョル北朝鮮大使追放通報後の状況を見守っているとし、“状況を見守りながら段階的に処置すること”と話した。

彼は“カン大使は根拠のない主張でマレーシアを侮辱し、まだ公式謝罪をしなかったため彼を外交的忌避人物(ペルソナノングラータ・Persona Non Grata)に指定したこと”と説明した。

ナジブ首相はさらに“マレーシアは国家の自負心と主権を保護するため、(北朝鮮)大使を追放する強力な立場を取った”、“マレーシアにきた大使は我々を尊重しなければならない”と強調した。

カン大使は先月17日、金正男氏の遺体が安置されたクアラルンプールの総合病院に現れ、自分たちの反対にもマレー警察が遺体の検死を強行して韓国政府と結託して北朝鮮のイメージを毀損しているという無理な主張を展開した。

また、先月20日、マレーシア外交部に召喚されて非公開会議をした後にも記者会見を要請し、マレー警察が発表した捜査結果は信頼できないと主張して北朝鮮の背後説も強く否定した。

マレーシア政府はその後、カン大使の警察捜査批判発言などに問題を提起しながら数度警告し、2日には北朝鮮と2009年に締結したビザ免除協定破棄を宣言した。

また、二日後の4日には公式の謝罪要求と外交部側の面談に応じなかったカン大使を外交的忌避人物に指定して6日午後6時までに出国するよう通知した。

一方、追放の通報を受けたカン大使は現在の姿を見せておらず、6日午後2時20分頃、旅行用大型キャリア2個とTVなどを積んだワゴン車がクアラルンプール市内の北朝鮮大使館から出てきた。
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