中国名酒「五粮液」の劉中国会長訪韓・・・韓国は潜在力が大きい市場

 [写真=五粮液グループ提供(劉中国会長)]



最近、中国の高官指導部から企業の会長まで、直接海外の各国を回りながら「メイド・イン・チャイナ」ブランド広報に力を入れている。中国の名酒として「五つの穀物で作ったお酒」という意味の「五粮液」(ごりょうえき)グループの劉中国会長も例外ではない。

11日、四川省代表団として訪韓した劉中国会長は2泊3日間の訪韓期間に、「五粮液」を広報するための忙しい日々を過ごしていた。彼は“中国の「五粮液」を世界の「五粮液」にするために海外市場を積極的に開拓している”と“韓国の市場規模がまだ大きくはないが、韓国は非常に重要である潜在力の大きい市場だ”と話した。また、“韓国と中国は文化が類似し、特にお酒の文化が似ているので「五粮液」の優秀な製品を韓国に紹介したい”と加えた。

茅台酒(マオタイ酒)と共に中国の二大銘酒と呼ばれる「五粮液」は韓国だけではなく全世界65カ国に輸出されている。現在、「五粮液」グループの海外の売り上げは全体売り上げの10%ほどだ。これは他の中国の白酒(パイチュウ)メーカーに比べると高い水準であると劉会長は伝えた。
彼は“「五粮液」がグローバル市場の進出に主力している”と“世界各地で各種プロモーション行事を開き、名品お酒マーケティングを展開している”と話した。また、“今後「五粮液」の韓国広報のために高級酒の品評会を開き、韓国VIPを「五粮液」現地工場に招待するなどプロモーション活動を計画している”と、「五粮液」が名酒であることを韓国人にも認識させたいと伝えた。

「五粮液」はブランド価値だけで昨年基準760億人民元(約13兆5500億ウォン)を超える。明の時代から650年も続く発酵工法を使っている「五粮液」の工場は気候が温暖で水がきれいで、土壌が良く、酒をつくるためには最適な条件を備えている 四川省の宜賓にある。土を掘って原料を入れ、空気が入らないように泥を覆って発酵する世界唯一の五粮液発酵工法は中国の無形文化財として認定された。中国人が最高の白酒として認めている理由の一つでもある。
 

 [写真=五粮液グループ提供]



一方、「五粮液」は昨年7月オーストラリア・シドニーで品評会を開き、11月にはイタリア・ミラノエ国際博覧会(EXPO Miliano2015)に参加し金賞を受賞した。また、12月にはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団音楽会にパートナーとして参加し「五粮液」の試飲イベントをするなど、グローバル市場進出に主力している。

 
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