売上比重0.4%「ロボット事業」が現代重工業の技術開発DNAを復活することができるだろうか?

[売上比重0.4%「ロボット事業」が現代重工業の技術開発DNAを復活することができるだろうか?]



現代重工業がグループ全体の売上で占める割合は0.4%にも及ばないロボット事業に未来をかけた。

チェ・ギルソン会長&クォン・オガプ社長体制の発足後、かけた小さいけど大きな勝負手だ。 最近、脚光を浴びているロボット産業の発展時流に便乗するのではなく、「技術の現代」を再確立するための挑戦精神の復活を狙っているという意図だ。

現代重工業は1984年にロボット事業を始め、1986年に初めて溶接ロボットを生産し、2014年に国内で初めて累積産業用ロボット生産3万3000台を突破した。 30種余りの産業用ロボットと40種余りのクリーンロボットを開発して量産しており、2008年に自動車車体溶接用ロボット、2011年にクリーンロボットが世界一流商品に選定されたことがある。

会社は昨年、20年間エンジン機械事業本部に属していたロボット事業部を分離してロボット事業本部に発足させた。

2014年末現在、連結基準の現代重工業の売上高52兆ウォンのうち、エンジン機械事業本部の売上は2兆1100億ウォンだ。

分離前のロボット事業がエンジン事業本部の売上げに占める割合は約9%で、1900億ウォンだった。 全体会社の売上で占める割合に算出すると0.37%だ。 現代重工業の7大事業本部(研究開発本部を除く)のうち一つだが、存在感がほとんどなく、現在まで役員や従業員たちも別途事業部程度に無視するほどだ。

しかし、経営陣の期待感はいつもより大きい。 現代重工業のロボット事業本部は韓国の大企業のうち、初めて誕生した独立事業本部だ。 主力事業である船舶、船舶エンジンのノウハウを融合させた「ロボット事業」が現代重工業が必ず捕まえなければならない未来成長動力という判断のためだ。

現代重工業は多彩なロボット分野のうち、「医療用ロボット」に力を入れている。 医療用ロボット事業は2012年2月に「ソウル峨山(アサン)病院-現代重工業の医療ロボット・医療機器共同研究室」を、4月には「メディカルシステム研究室」を発足し、本格的に行われた。

これを基盤に現在まで4種のロボットを共同開発した。 昨年9月から国内リハビリ治療を先導するソウル峨山病院、国立リハビリ院、国民健康保険・一山(イルサン)病院、済州(チェジュ)圏域リハビリ病院など4カ所の病院に供給された新概念の歩行リハビリロボットである「MORNING WALK」と移動補助ロボットである「CarryBot」、医療映像を活用して胸部及び腹部の腫瘍部位に針を挿入して治療及び検査を遂行する「腫瘍治療ロボット」と退行性関節炎、リューマチなど関節疾患の治療に使用される人工関節置換手術に適用する「関節置換手術ロボット」が主人公たちだ。

関節置換輸出ロボットは年内に食品医薬品安全処の許認可の獲得が期待される。

昨年、歩行リハビリロボット市場規模は約4400億ウォン規模で、5年以内7500億ウォン規模へと成長が予想され、以降1兆ウォン市場にまで成長する見通しだ。

これを含めた医療自動化産業は国内でスタート段階に過ぎない。 現代重工業は会社が多様な製品を開発して国内病院に普及し、国内病院が実績(Track Record)を積むテストベッド(Test Bed)の役割を遂行すれば、医療自動化産業を国家の主力輸出事業に育てることができると予測した。

また、蓄積された経験をもとに構築した「病院協力開発プラットフォーム」を中小企業と共有して医療自動化産業を後押しし、強固な生態系を構築する予定だ。

業界の関係者は"造船・プラント、エンジン、建設装備などの事業を成功させた現代の底力、つまり技術開発のDNAを復活させ、ロボット事業で新しい機会を盗み見るためのものとみられる"、"現代重工業の参加は韓国のロボット産業の外延拡大に貢献するだろう"と話した。
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