LG電子の「勝負手」…スーパーボウルの広告からMWC戦略携帯の公開まで

[LG電子の「勝負手」…スーパーボウルの広告からMWC戦略携帯の公開まで]



LG電子がOLED TVの広告に莫大な金を投資して、戦略フォンの発売時点を繰り上げるなど主力事業について異例の勝負手を投げている。

4日、業界によるとLG電子は世界で最も高い広告として知られた米スーパーボウルの広告に初めてOLED TVの広告を出す。

スーパーボウルの今年の広告単価は30秒当たり最高500万ドル、ウォンで約60億ウォンとされた。 昨年450万ドル(約54億ウォン)より11%上がった価格だ。

スーパーボウルOLED TV広告は映画「マーション」で有名なリドリー・スコットが演出を担当し、映画「TAKEN」リアム・ニーソンが登場してブラックバスター級に広告映像が制作された。

LG電子が米国で莫大なマーケティング費用を投入し、OLED TVのマーケティングを進める理由は今年をOLED TV市場成長の起点としているためだ。

LG電子は先月の世界家電展示会(CES)で今年のOLED TVの販売量を昨年より3倍以上拡大するという抱負を明らかにした。

グォン・ボンソクLG電子・HE事業本部長は"昨年4四半期、OLED TVの月別販売台数を見た結果、今年の販売量3倍も挑戦できると判断した"、"特に米国市場を集中的に攻略する計画"と明らかにした。

広告費が天文学的な金額と知られた米スーパーボウルの広告に広告予算を執行することにしたことも米国市場でOLED TVの認知度を短期間内に上げようとする意図と解釈される。

LG電子はスマートフォン事業でも戦略フォン新製品の発売時点を繰り上げ、異例な姿を見せている。

LG電子は同日、全世界のメディアに21日(現地時間)、スペインのバルセロナで開かれるG5の公開行事(LG G5 Day)の招請状を発送したと明らかにした。

同日、サムスン電子もGALAXY S7を公開する予定であり、両社の新製品は同じ日対戦することになった。

LG電子はGシリーズ公開の時点をサムスン電子よりも長くは4ヵ月以上、短くは2ヵ月ほど遅れて公開してきた。

しかし、今年LG電子は年初プレミアムスマートフォン市場で勝機をつかむため、サムスン電子と「対抗作戦」で勝負をかけた。

LG電子は今月公開される「G5」を通じてスマートフォン事業部の実績の反転を図っている。

昨年末、LG電子はプレミアムフォンの隙間市場を狙った戦略携帯「V10」を発売し、昨年4四半期にモバイルコミュニケーションズ(MC)事業本部は赤字幅を減らしたが、黒字転換には失敗した。

これにLG電子は「G5」を通じてスマートフォン事業の突破口を用意しなければならない状況だ。
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