![[写真=LG電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/22/20250422170003213195.jpg)
LG電子が有望な新事業として育成していた電気自動車充電器事業から撤退する。 電気自動車キャズム(一時的な需要鈍化)による市場の成長遅延と競争激化などによる戦略的リバランシング(事業再編)のためだ。
LG電子はES事業本部傘下の電気自動車充電器事業を終了すると22日、明らかにした。
2022年に電気自動車充電器市場に進出したLG電子は、その後、緩速・急速充電器などの製品を開発・発売してきた。 昨年、電気自動車販売の成長鈍化にもかかわらず、充電器市場の成長は続くと判断し、兆単位の事業として育成するという目標も提示した。
しかし、予想より市場の成長遅延が続く中、価格中心の競争構図が深刻化し、事業撤退を決めた。
電気自動車の充電器関連業務を遂行してきた構成員は、LG電子内の他の事業組織に転換配置される計画だ。 電気自動車の充電器の製造を担当する子会社であるハイビーチャージャーは清算手続きを踏むことになり、事業終了後、供給先対象のメンテナンスサービスは支障なく行う方針だ。
昨年の組織再編で新設されたES事業本部は今後、選択と集中戦略として△家庭用・商業用エアコン △チラー △ヒートポンプ △データセンター冷却ソリューションなど冷暖房空調(HVAC)事業に注力するという計画だ。
また、関連の核心力量を活用し、シナジー効果を出せる隣接領域で事業機会を確保し、未来の新成長動力も発掘していくと明らかにした。
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