海洋水産部は10月の水産物にワタリガニとタコを選定したと29日明らかにした。
ワタリガニは必須アミノ酸が豊富な良質の蛋白質が主成分であり、脂肪は少なく淡泊で消化にもよく、成長期の子供や回復期の患者などに良いとされる食品で、特に蛋白質を構成するアミノ酸に成長に必要なライシン含有量が豊富で、韓国の人々に栄養補充価値が高い。
タコはグリシンとベタイン、タウリンが多く含まれ甘みが強く、特にタウリンの含有量は軟体動物の中でも最も多い。タウリンは血中コレステロール数値を減少させ、血圧を正常化する機能があり、視力減退と貧血、糖尿病を予防するのに効果的である。
10月の水産物購買時にインターネット水産市場(www.fishsale.co.kr)や水産協同組合ショッピング(www.shshopping.co.kr)を利用すれば、市中価額格より10~20%安く買うことができる。
パク・ソンウ海水部流通加工課長は「10月は多様な水産物が本格的に生産される主漁獲時期であるだけに、秋季の精力剤になる多様な水産物を摂取して国民健康維持と漁業である所得増大に役に立つように願っている」と話した。
一方、海水部は10月の地域祭りで全北(チョンブク)高敞郡(コチャングン)、禅雲山(ソヌンサン)の道立公園で開催される「19回コ・チャンス産物祭り」を紹介した。
ユネスコ生物圏保全地域に登録された清浄地域のコ・チャンス産物と共にする今回の祭りは、水産物販売市場、即席水産物の炭火焼きなど多様な文化公演と水産物体験イベントなどが行われる。
(亜洲経済オンライン)
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