フライドチキンなどの鶏肉、ワールドカップ• 猛暑にかかわらず価格下落継続の見通し


鶏肉の産地価格が6月にブラジルワールドカップ、7〜8月の猛暑、9月のアジア大会など、相次ぐ好材料にもかかわらず、夏の間は低い水準を維持すると展望された。

農林畜産食品部と韓国農村経済研究院は13日、今月鶏肉(ブロイラー)1kg当たりの産地価格が前年より9〜21%低い1,400〜1,600ウォン台を維持すると展望した。

畜産流通総合情報センターによると、5月中旬に1400ウォン台を維持していた鶏の価格は5月下旬に1,176ウォンまで下落したが、今月11日現在1,440ウォンで小幅反騰 した。

農村経済研究院は、極暑の期間である7〜8月のブロイラー卸売価格も前年同期に比べ4〜16%低い1㎏当たり1,700〜1,900ウォン台を維持し、9月以降も継続的に価格が下落すると予想した。

企業が養鶏場を増設した後、工場の稼働規模を維持しようとする競争のために、市場の需要よりも鶏肉の供給があふれているということだ。実際に6月の鶏肉を供給するためにとる鶏の数は、前年同期比6.7%増の7668万匹に達する見込みである。

会社が今年の様々なスポーツイベントで鶏肉消費の増加を期待し、積極的に立てた事業計画を変更せずにいるのも鶏肉の価格が下がるもう一つの原因として指摘された。

また、鳥インフルエンザ(AI)の影響で鶏の消費量が減少した鶏の丸焼きやサムゲタンに使われるブロイラーの殺処分数が多くなかったことも鶏肉の産地価格を落としている。

AI発症後に殺処分した鶏は1000万匹を超えるが、ほとんどが産卵鶏であり、ブロイラー農場でAIが発病した場合は、わずか1件に過ぎなかった。

今回のワールドカップで、韓国代表チームの競技が主に早朝の時間帯に集中しており、過去に比べ関心がそれほど高くない点も消費促進効果をおさめる困難な要因として指摘されている。

食肉加工会社であるハリムは、ワールドカップ期間中の鶏の需要が通常より5〜7%増加することを期待しているが、供給は10%程度増え、供給過剰現象が起こる恐れがあると指摘した。

(亜洲経済オンライン)
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